穏やかな日。ススキの群生を目の前にしてあくびぐらい大きな口を開けてハンバーガーを頬張る。何て贅沢なんだろうか。風の音、鳥の声、虫の羽音。人間の姿はどこにもない。私の隣に蛾のような蝶々が舞い降りてきた。蝶々さん君、可愛いよ。人間嫌いで変わり者の私にとってはこの上ない幸せな時間になった。