先日、洗濯機を買いました。

 

子供が大きくなったのと

冬は洗濯物が多くなるのと

乾きにくくなるという

 

3重苦(というほどでもない)に見舞われまして

もっと容量の大きな洗濯機にしようと

嫁さんの要望がありました。

 

 

日立の縦型の12㎏が家庭用では最大で

それでいいかなと思ったんですが

 

家電量販店で実物を見ている時に

Panasonicの販売員のお兄さんが

自社のドラム式洗濯機(最上位機種)について

熱弁してくれました。

 

 

「乾燥まで含めるとPanasonicは最強です!!!」

「乾燥機能が優秀だから干す手間がなくなります」

 

この”洗濯物を干す”作業は

なかなか大変な上に

時期によっては天気や

花粉を気にしないといけません。

 

”洗濯物を干さなくても良い”

 

というキーワードは

洗濯担当の心をつかんで離さない。

 

「ただうちの洗濯機の弱点は

値段が高いことなんです」

 

 

確かに値段は日立の縦型洗濯機の

最上位機種の1.5倍の値段します。

価格差で言うと10万円

 

これは、もう一台

別の洗濯機が買えるレベル。

 

 

さて、こういう時みなさんは

どう考えますか?

 

 

家事も立派な仕事です。

 

「洗濯物を干す」作業を

仮に時給1000円とします。

 

洗濯物を干すのが我が家だと

20分かかりますので

1作業約300円のコストです。

 

毎日洗濯するとして

年間で365日×300円

=109,500円

 

一年で元がとれます。

次の年以降は、毎日300円の

コスト削減になります。

 

おー!すげーなPanasonic!

買います!ドン(札束を置く音)

 

となりました。本当は

カードで買いましたが。

 

 

もちろんこれは

 

うちの洗濯物干す作業が

完全になくなる前提での計算ですが

それはまた別の話。

 

 

 

「世の中お金ではない!」

 

というのはありますが

 

仕事をする上で”お金”というのは

尺度として非常に便利だと思います。

 

とりあえずお金に換算して計算する。

 

その上で情状を加味すると

バランスが取れるんじゃないでしょうか。

 

 

工場で新しい機械を導入するときも

まずは上記のように考えます。

 

機械化して人が余ったらクビ

というわけにもいかないので

 

他の生産性をあげる作業を

してもらうことも考えておきます。

 

 

 

家事の話に戻すと

料理を一品増やしてもらう

とかでしょうか(笑)

 

まあ20分の休憩時間を増やす

というのもありでしょうし

それは個々の事情ということで。

 

 

では今日はこの辺で。