半年間の休みを経て復職準備に入った社員さんがいます。
休み期間がそれなりにあったため
リハビリ出勤を経てから復職することになりました。
社員さんのスムーズの復職のために
多くの会社はこのリハビリ出勤の制度があります。
実質上の出勤ではないんですが
補助的な業務をしながら
心身とも慣れていき
継続して仕事できる状態を作り上げていきます。
その社員さんがリハビリ出勤を始める前の
産業医面談に来られました。
「いざリハビリ出勤を始める日が近づいてくると
ドキドキします!」
「ドキドキしましょう^_^
始まってしまったらドキドキできませんから
今のうちに期間限定ですから
ドキドキしましょう!」
「そうですね^_^ 」
「リハビリ出勤したら
具体的にすることの内容は課長からもう聞きました?」
「まだ聞いてませんが
最初はたぶん雑用から始めると思います。
だからそれはあまり心配していません。」
「雑用ですか? ^_^
雑用ですが雑用という仕事
雑用という作業はないんですよね。
どんな作業でも具体的な内容があって
それがまたほかの仕事につながり
誰かの役にたったり
誰かの喜びになっているんですよね。
雑用という言葉は使うんですが
雑用という仕事は本当は存在しないんですね。」
『雑草という名の草はありません。
どの草にも名前があるんです。』
雑用と呼んでいい仕事はありません。
どの仕事も誰かの役に立つためにあるんです。
この世に雑用という仕事は存在しないんです。