最近新型コロナウィルス関連のニュースで
自宅待機中で容態が急変したとか、
自宅で亡くなり、検査してみたら
新型コロナ陽性だったというものを目にします。
自分なりに情報収集して、
以下の答えに辿りつきました。
軽症から重症化しないための最大のポイントは
充分量のタンパク質をとることです。
要するにいっぱい肉やたまごや魚を食べましょう。
上海で感染拡大予防や治療の陣頭指揮を
取った張文宏教授によりますと、
新型コロナウィルスの85%は積極的な医療を
受けなくても回復します。
残りの15%は重症化します。
重症の15%の内訳は12%は
酸素治療等の適切な医療で回復し、
3%は人工呼吸器まで必要です。
ちなみにアメリカで人工呼吸器を
使った症例の救命率は20%を切ります。
重症化の人数を抑えることが
医療資源を確保し、
救命率の向上に繋がります。
栄養面において充分量のタンパク質を
取ることができれば、
充分量の抗体を作りだすことができ、
急激な重症化を防げます。
いろんな産業医先での情報からみますと、
発熱してもなかなかPCR検査をしてもらえません。
自宅待機期間中は発熱による食欲減と
不安による食欲減が重なり、
食事が取れず、タンパク質もとれず、
それが重症化の大きな要因になります。
把握している限り、すべて別々の会社ですが、
産業医先で6名の方がPCR検査を受け、
その中、陽性者は一名で、
今ホテルで隔離治療中です。
残念ながら日本ではまだ充分量の検査数を
こなすことはできません。
ただ、発熱したら、検査受けても
受けなくてもやることは同じです。
検査してくれないと気をもみ、
ストレスを抱えるよりは、
充分量のタンパク質をとって、
充分量の睡眠をとって、
可能なら適度に運動することです。
発熱した日から数えて7日〜10日は特に要注意です。
発熱から10日目までは、食欲なくても、
ステーキが食べれなくても、
たまご4つ食べることです。
最初の発熱から2週間たてば、
たとえ新型コロナウィルス感染でも、
重症化することはもうありません。
逆に感染してしまって、まわりに申し訳ないとか、
不安で食欲がなく、
食事をとらないことが重症化への近道です。
自宅待機では自分でなんとかできますが、
陽性とわかれば、
ホテルで隔離か入院することになります。
その方たちの食事は自分たちではどうにもなりません。
ネット上でそういう食事がアップされていますが、
美味しそうにも見えず、
充分なタンパク質もないように見受けます。
病院の食事は栄養師さんがいて、
決めてますが、
ぜひともこの非常期において、
特別な持病がある方を除き、
たまご4個分に値するタンパク質を
献立に組みいれてください。
この点については、
つてのある方はぜひとも政府関係者に伝えてください。
政府関係者に届くように拡散をお願いします。
上海では栄養を取り組むことで、
軽症者の急な重症化をなくしました。
次に、なにがなんでも検査を受けて、
入院させてもらわないといけないタイミングは
どこにあるかについて話します。
平地で200メートルを歩けない、
あるいは階段1階を休まずに登れなかった時です。
例えば、2階から3階を休まず登れなかった時。
これは肺炎症状の現れです。
この時は、自分で、あるいは家族に頼んでよくよく状況を伝え、
必ず検査を受けさせてもらえるようにしましょう。
新型コロナウィルスについては
かなりいろんなことがわかってきて、
治療の選択肢もかなり増えてきました。
もう不安や恐怖は必要ありません。
必要なのが、健全なメンタルと、
正しい知識と行動です。
ウィルスは我々哺乳類の細胞の中でしか生き残れません。
一人一人がウィルスに増殖の場を与えなければ、
たちまちなくなります。
生物学者の福岡伸一先生によりますと
「ウイルスは構造の単純さゆえ、
生命発生の初源から存在したかといえばそうではなく、
進化の結果、高等生物が登場したあと、
はじめてウイルスは現れた。
高等生物の遺伝子の一部が、
外部に飛び出したものとして。
つまり、ウイルスはもともと私たちのものだった。
それが家出し、
また、どこかから流れてきた家出人を
宿主は優しく迎え入れているのだ。」
お互いが慣れるまでは、
いっぱい手を洗い、社会的距離を取り、
もう少し新型コロナという家出人を
外で待たせましょう。
それでも万が一ズカズカと踏み込まれそうになったら、
不安がらずに、きちんと栄養をとり、
いっぱい寝て、適度に運動し、
誰が家出人で、誰が家主かを
ちゃんと教えてやりましょう。