通常国会が閉会しました。
この半年間で自民党に対する不信感が極限まで高まってしまったのは間違いありません。私は、1月初めに自民党政治刷新本部の事務局長に任命されて以降、中間とりまとめの策定、3月の自民党則の改訂、先日の政治資金規正法の改正に携わり、再発防止策の実現に力を尽くしてきました。今後は、今回のような大規模かつ継続的な不記載や虚偽記入が二度と起こらないよう、新しいルールの施行に努めます。しかし、これで自民党への信頼が回復されたとは思っていません。地域をまわり有権者の声を聞き、さらに何をすべきなのか真摯に考えたいと思います。政治改革に終わりはありません。
この間、今回の通常国会では62本中61本の閣法が成立しました。私も環境委員会の理事として3本の法律の成立を見届けました。そして、大臣時代の志半ばとなっていた、こども性暴力防止法(日本版DBS)を党内でとりまとめ、今国会で成立させることができました。党内において、少子化、こども政策、女性活躍、孤独・孤立対策といった大臣時代の担務に加えて、成長戦略、金融、デジタル、消費者など従来取り組んできた政策分野についても、議論を重ね、今国会の法案とりまとめや、来年度予算を見据えたいわゆる「骨太の方針」への提言を行いました。
自分にできる国会での仕事や政策の仕事を愚直に頑張る。党所属議員全員が一所懸命に頑張る。それが信頼回復への道にほかなりません。私もそうした一人になりえるよう、国会が終わっても「真摯に、ひたむきに(←選挙初挑戦以来の私のスローガンです)」仕事してまいります。