以前の投稿で、
東京→神戸
転勤後に大変だったことをブログに綴っていきたい
とお話させていただきました
今回はその第一弾
ご近所トラブル
です
転勤してきたマンションは、1フロア3世帯。
我が家はその真ん中です。
引っ越し後、両隣のお宅へのご挨拶に
夫と、当時0歳の娘、私の一家全員で、
百貨店で買った今治タオル(木箱入りのフワフワタオルを奮発)持参でいざ出発
ピーーーンポーーーン
(チャイムを鳴らしながら、どんな方が出てくるかワクワクドキドキ)
1軒目の男性「はーい。」
夫「隣に引っ越してきましたオラッドショーと申します。」
住人男性、ドアを開け、登場。
夫「こんにちは。0歳の娘がいて何かとご迷惑をおかけするかもしれませんが、
騒音など色々気を付けますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
住人男性「あ、はい。うちは一人暮らしで日中ほとんど家にいませんので、気にせず過ごしてください。よろしくお願いします~。」
穏やかな男性で一安心です
そして二軒目。
ピーーーンポーーーン
(チャイムを鳴らしながら、どんな方が出てくるかワクワクドキドキパート2)
2軒目の男性「はい」←相当なふてぶしさでインターホンから聞こえる声
夫「隣に引っ越してきましたオラッドショーと申します。」
ガチャッ!!!!!
インターホンの受話器を激しく置く音が鳴り響く。少し戸惑う私
15秒後、60代くらいの男性がドアを開ける
夫「こんにちは。隣に引っ越してきましたオラッドショーと申します。
0歳の娘がいて何かとご迷惑をおかけするかもしれませんが…」
2軒目の男性「困ります。」
(私の心の中:ん?関西ならではの愉快なご冗談??)
夫「気を付けますので…」
2軒目の男性「いや、だから困ります!」
夫「あ、ではこれを…」←タオルを差し出す
夫のタオルを手で押し返し、
ドアをすごい勢いで閉める隣人。
夫と私、固まってしばらく動けず。
0歳の娘、何もわからずニコニコ
その顔で我に返ることができました。娘よありがとう
マンションだし、色々な事情を抱えた方が暮らしていることは重々承知です。
でも、その態度、人としてどうよ?
段ボールの積まれた自宅部屋に戻り、なんだか怒りがこみあげてきました。
例えば、我が家がすでに1か月ほど暮らしていて、よっぽどうるさくして、注意を受ける。
それなら理解できます。お詫びしますし、その後の対策もとります。
でも、
引っ越してきたばっかりで、まだなぁんにも迷惑になるようなことしてませんよ?
モヤモヤした気持ちの引っ越しとなってしまいました。
どうしよう、このままでは私の気持ちが沈みまくってしまう。。。
そこで、
常駐する管理人さん(70歳くらいの優しいおばあちゃん)のもとへ挨拶に行った時に、相談。
私「〇〇号室のお宅にご挨拶に行ったら、ご主人が出てきてくださって、小さい子どもがいるのでご迷惑ならないようにしますね~と言ったら、困ります!って冷たく言われて、タオルも押し返されて。引っ越し早々、とっても悲しい気持ちになっちゃいました~」
そう、相談というか、告げ口
(だって怒りが収まらないんだもの!まるでお母さんに泣きすがる子どものように、管理人さんに甘える)
管理人さん「そうでしたか!かわいそうにねぇ。あのおっさん、私にも一切挨拶ひとつしたことない、
気難しい人やからねぇ。そのくせ、奥さんとはいつも腕組んで歩いてますよ。けっ。そんなんやから、まったく気にせんでえぇからね。またなんかあったらいつでも相談しにきてや~!」
おばあちゃ~ん
やさしいよ~
管理人さんのお言葉で、私の気持ちはずいぶんと楽になりました
暮らし始めておよそ半年。さいわい、その後のトラブルはありません。
でも、管理人さんの優しい言葉があったにせよ、
やはり娘が泣いたり叫んだりすると、今でも「隣人に聞こえてるかな…」とドキドキします。
引っ越した方が良いかな?とまで思うこともありました。
でも、2年か3年でまた転勤だしなぁ…とどまりました。
立場や年齢や家族構成にかかわらず、
みんながのびのび自由に暮らすのって、難しいですね。
これまで、ご近所の皆さんとは比較的どんな人でも仲良く楽しく関係を築いてきたので、
今回の事件は自分の中でもショッキングな出来事でした。
当たらず障らず。
でも、もしあのおっさんと鉢合わせたら、挨拶だけは笑顔でちゃんとしよう。
娘に何か危害を加えられたらたまりませんしね。
「笑顔挨拶作戦」は、
当初は向こうはとても気まずそうで、
うつむいたり目を逸らしたりしていました。
が、最近やっとちっちゃ~い声で、ボソッと、挨拶を返してくれるようになりました(笑)
私はそんなに善人ではないので、
「あぁ、おじさま!心を開いてくださったのね!良かったわぁ」
とは思いません。
「笑顔作戦大成功!私の勝ちだぜ!おっさん!」
と、思っています
赤ちゃんのいるご家庭では、
多かれ少なかれこのようなご経験をされたことがあるのではないでしょうか。
心無い人の言動に
ハラワタ煮えくりかえることもありますが、
一緒に頑張りましょうね
ミャリー・オラッドショー