こんばんみー。

今回は髪の性質に触れて行きます。


髪には性質があります。酸性、中性、アルカリ性ですね。

髪のベストな状態はなんでしょう??


そうです。弱酸性ですね。



これらはph(ペーハー)という記号で数値化されてます。         ペーパーではございません(笑)


まずは中性。これはph7になります。

それでは髪の健康な弱酸性はどのくらいでしょう??


これは等電帯と言われていて、大体4.5~5.5です。


でも、僕たちはカラーリングをしています。
カラー剤というのはアルカリ性なので当然、アルカリに偏ります。phにすると、8とか9とか。


ではカラー用に作られたシャンプーはなぜカラー用と言われているのか??
答えはそこですね。


単純に色持ちが良いからカラー用にしているわけではありません。


アルカリに、傾いたph値を中和するために酸性に偏って作られています。


もちろん、市販のシャンプーも。
市販のカラー用に作られたシャンプーは大体6.5~6.8と言われてます。    確かに酸性に偏っています。

しかしここがキモです。

髪の等電帯は???



そう、髪の等電帯から見たらそれはアルカリ性です。数値としたら全く嘘ではないですが、基準が髪の毛だったら話は別です。


髪の中和を考えて弱酸性に近づけるには、少なからず美容院のシャンプーの方が効果が出ます。

色持ちよりも質感やダメージにかなりの差がでるでしょう。

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以上。    プログレス吉祥寺店 カラーリスト小倉
のケミカル講習でした。(笑)



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