楽しい西鎌尾根縦走を終え、テンポよく小池新道を下る。 4話(最終編)
、
1日目(9/19) 4:30登山開始~14:10槍ヶ岳山荘着
2日目(9/20) 5:30登山開始~9:30双六小屋/休憩9:52~15:55
大勢のハイカーたちに交じり小屋前広場のベンチで、約20分休憩後 下山スタート 9:52
双六池のキャンプサイトの横を通り抜ける。まもなく感じの良い木道を前方の山に向かう
10分ほどで振り返ると、双六小屋がビックリするほどチッポケ ひと汗かいて尾根上に出た。
ワオー あッこから来たんだね
(4時間42分かけて
)
ほどなく鏡平小屋が見えてきた
花見平 ここは、7月ごろでも雪田が広がったり・・・ベンチに途方もなくでかいザックの若者が二人
二人は、下の画像左隅のNHK撮影クルーのガイド・・・
頭上の2羽のイヌワシ?に向かって盛んに、「ヤバイ、ヤバイ
」と言ってると思ったら、
一機はドローンで、イヌワシが攻撃態勢に入っているところでした 来年、オンエアーされるそうですヨ。
手前の尾根上の鏡平小屋が大きくなってきた!
その先が中崎尾根と言って、舌端は新穂高温泉に至る。尾根が左俣谷と右俣谷を分かつ。
奥の尾根の真ん中やや低くなったところが大キレットでだ!
手前の南岳から鉄梯子で底部に下り、途中長谷川ピークを越え、絶壁をよじ登れば北穂高だ。
元職場のKを誘った時、岸壁の途中からガスのカーテンに光臨をまとった巨大な我々の姿が映り感激したものだ。
また、何年かたって、同じ部署の20代の女性3人と、30代の男性2人をガイドしたこともある。
全員ほぼ初登山
大キレットの幅2m位の岩尾根での休憩の時、R嬢心細そうに涙をぬぐっていた。
また、岳沢を下山中、K嬢が浮石を蹴っ飛ばし、九十九の登山道に「ラックッ!」。ハイカーたちが逃げ惑う様子に肝を冷やしたものだ。
こんな無茶な山行、よくやったもんだ。今も思い出す度に冷や汗
近くて遠い
更に下ってズーム、池が何面か覗く。
行動を共にしてきた女性が、かき氷がうまかったという。彼女は2週間前に、ご主人と笠ヶ岳に登ってそのことを知っていたのだ。
鏡平小屋 11:30 オッ、水少ないなあ!
かき氷 500円! こんな絶景に囲まれたロケーションでは何を食べてもうまいもんだが、このイチゴ氷は格別だった
今回購入した超軽量のストッにはずいぶん助けられた
右側の風景 無論、槍デス・・・少し木道を進むと・・・ !
逆さ槍
さあ、降りるぞ~ ・・・枯れを谷何本か渡り・・・
ようやくほとばしる水流に出会い洗顔し、手酌の水を口に含む。全身の細胞がキリキリと音を立て組成していくようだった!
大ノマ岳か秩父岩のいずれかなあ?双六岳から笠ヶ岳への縦走路の一部だ。
佐俣谷まで降り切った! 14:00
槍から一緒だった彼女が良いペースを刻んでくれ大いに助かった。感謝! やがて・・・
左俣林道に出る。ここから先は退屈な林道歩きだが、山談議に花が咲き、
途中から北九州から8時間ドライブでやってきた私と同年齢の男性が加わり話にも一段と熱がこもる。
ワサビ平小屋 14:25
笠新道登り口 14:55
駐車地着 15:55
新穂高登山指導センター 出発した前日の朝はまだ暗くてわかりづらかったが、この裏手が新穂高ロープウェイ乗り場だ。
今回の登山のために、妻と娘に持たされたバッテリーと、GPS機能のある「ココヘリ」は
あれだけ娘から講習を受けたのに、実戦で使いこなすことができなかった
ずいぶん久しぶりのブログとなったので、4話という冗長気味となった点はご容赦!!願います。