古希記念登山 ~槍ヶ岳~ ① | 山と素人絵日記

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週末を待ちわびて夫婦であちこちの山や観光地に出かけています。
数年前から思い出を絵にすることにしました。

 古希記念登山に槍ヶ岳へ  シリーズ①

  1. [日付] 2019年9月19~20日
  2. [天候] 晴れ
  3. [山域] 北アルプス、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂(新穂高温泉)
  4. [ルート] 新穂高温泉P~右俣林道~飛騨沢~槍ヶ岳(槍ヶ岳山荘泊)~西鎌尾根~双六岳~左俣林道~新穂高温泉P
  5. [所要時間] 1日目:9時間40分+20分(山頂↑)  2日目1:10時間20分

 今秋は山の天気には恵まれず、ここしかないというタイミングで槍ヶ岳へと向かった。

ウィークデーだというのに新穂高温泉の約250台収容の無料駐車場は満車状態で ( ゚Д゚) 仕方なく市営駐車場となり,6時間ごとに500円で結局3,500円の想定外の出費 (´;ω;`),となった。

 

yahooブログが終了するそうでAmebaブログに移行したり、PCが壊れて(10年間使用)新調したり、ついブログ更新できずにいました。

又ちょくちょくアップしていきますので引き続きよろしくお願いします。尚、感想・激励・助言等などコメントいただければ幸いです。

 

 そんな訳で、写真のアップ容量などまだ要領を得ず分割・シリーズになりますが( `・∀・´)ノヨロシク。

 

 豊田市発午前零時。高速を飛ばし約230キロ先の新穂高温泉に午前3時50分着。

ヘッドランプの明かりを頼りに、シューズの履き替え荷物点検、そしてヤマップ設定、最後に初めて使用するココヘリ(GPS)!これが曲者で、

散々娘から指導してもらったのに旨くいかず未使用のまま出発となった。

 

 大半のハイカーは車中泊のようだが、気の早い人はボチボチ見受けられる。温泉街最奥のロータリーの一角を占める新穂高温泉センター

に入るが、大した情報は得られなかった。画像の二人のハイカーたちと大半同行することになった。↓(4:30)

 

 

前夜、大事をとって夕刻17時に床に就いたが一向に寝付けず、悶々と夜を過ごすことに。子供の遠足みたいと言われるが( ^ω^)・・・

これが後々疲労を増幅し、頭痛と倦怠感をきたすことに↓・・・ (´;ω;`)

 

登山指導センターの隣、右俣林道を進むことに。↓

 

右俣谷左岸の林道を約1時間ばかりヘッドランプと懐中電池を頼りに暗闇の中一人で歩く。時折出会う工事用の点滅杭が切なく更に、

途中から霧雨となったりでどうにもテンション上がらないうちに穂高平小屋に着いた。

前庭で上着を一枚脱いでいるうちに、センターにいた二人組やソロの男性が追い付いてきて賑やかになり元気注入。(5:35)

 

相変わらずの樹林の下、白出沢手前で穂高岳への最初の分岐地点となる。そこにわかりよい案内板があった。↓

 

 

出発から約2時間後、白出沢に出合う。(6:24) ここからの奥穂高の眺望を楽しみにしていたが霧いたが邪魔だ。

飛び石をぴょんぴょんと渡るといよいよ登山道となる。

 

 

樹林の緩やかな登山道だ。ネルの長袖の上にTシャツという服装だ。熱くも寒くもなくいい森林浴となる。

 

 

右俣谷のすごい川音を聞きながらくねくねと登っていると前方に視野が広がった。待望の穂高連峰と青空だニコ (7:10)

 

 

直後に、チビ谷を渡渉。写真撮影のたびに彼らに後れを取る。

 

 

 これが山岳小説でおなじみの滝谷だ!(7:40) 

 

 

 激流に架かる木橋はしっかりで、私の得意分野ウシシ

 

 

河原の瓦礫の上から北穂高❣が見えた目    壮絶岩壁は見えないけど男滝が望める。

 

 

次第に青空が広がるってのは何よりもテンションが上がる。秋雲だね 音譜

 


振り返ると登ってきた登山道はすっかりガスの中.だ。木立の間から・・・

 

 

北穂と奥穂かな?等と、一人悦に浸るラブ 

ガスがどんどん沸き立ち10分ほどして振り返ると( ^ω^)・・・

 

 

穂高に日が昇り始めた! (8:27)

ブロッケン現象の条件バッチリだけど・・・キラキラ

 

 

きつい登りの後、深く暗い樹林を抜けて、前後木道の南沢を渡渉すれば槍平に出る。、まもなく槍平小屋だ。

 

 

槍平は左手に奥丸山、右手に穂高、正面が西鎌尾根からの堆積物からなるモレーン状の小丘だった。

左正面の灌木帯の先は広い砂地のテント場となっていた。

奥丸山の向こう側が左俣谷で蒲田川の源流部を左右の谷に分かつ尾根上の山だ! 少し黄葉が進行し始めていた。

 

 

槍平小屋 (8:45) 

ここで朝食休憩、味ご飯の極デカおにぎりキラキラ

 

 

小屋の先の水場とテント場の先は再び灌木帯となる。その先に西鎌尾根が現れ、ゴールは近いと思われたが・・・

 

 

・・・このあたりから急に体が重くなり、頭痛気味となる。・・・ 足腰の疲労感はないのに、バテ気味という厄介な気分だった・・・

・・・槍ヶ岳山荘まで、まだコースタイムでも5時間かかるというのに・・・しょんぼり

立ち止まり写真撮影の機会が増える。正面手前が奥丸山(2、440m)、で、左手奥の雲から頭を突き出している丸い山が焼岳(2,455m)

その背後の大きな山が乗鞍岳だ。

 

 

西鎌尾根が大きくなるにつれ、木立は低くなり森林限界帯が近いことを窺わせてくれる。

 

 

振り返へり、笠ヶ岳の雄姿を望む。(11:05)

 

 

飛騨沢の入り口付近に差し掛かっているのかな? 木立はすでに私の背丈より低くなり日差しを全身に浴び続けている。

 

 

奥丸山の裏手に新穂高温泉方面からガスが吹き上がってきて笠ヶ岳を飲み込もうとしている。 (11:23) 

そして約1時間後・・・

 

 

 笠ヶ岳はすっかり雲に覆われてしまった。その移り変わる様子は驚異的であった。 (12:35)

 妻と笠ヶ岳を縦走してからもう5~6年は経つだろうか!?

 

 

いつの間にか,千丈沢乗越への分岐ポイントを越へ、北アルプス三大急登にもへ匹敵する飛騨沢核心部へとさしかかっていた。

そして頭上には槍の穂先と右手に岩稜部の赤い屋根の、槍ヶ岳山荘が見え始めた。

 

 

と、ここまでで画像アップの容量が限界のようですので、続きはまた明日ということで。