滋賀県警がレーダーを使った交通取り締まり中、装置の操作ミスで実際よりも速い速度に計測し、誤った速度で64人を道交法違反(速度超過)容疑で摘発していたことが分かり、28日発表した。

 県警は対象者に謝罪し、交通反則切符(青切符)での摘発者には納付された反則金を返還し、交通切符(赤切符)での摘発者については検察庁と対応を協議している。

 県警によると、ミスがあったのは今年9月21~23日、同県長浜市内の県道で実施した交通取り締まり。長浜署の40代の男性巡査が速度測定器を道路脇に設置する際に設定を誤り、実際の速度よりも最大で6%速く表示されていたという。

 県警交通指導課員が、取り締まりの記録書類を点検中、誤りに気づいた。摘発した64人への行政処分は行わず、超過速度が30キロ未満の交通反則切符の摘発者54人のうち51人から納付された反則金約70万円を返還。超過速度が30キロ以上の交通切符の摘発者10人については、書類送致するかどうか検察庁と協議中という。

 県警はミスをした男性巡査の処分を検討。田中孝明交通指導課長は「再発防止に努めたい」としている。




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