全開で踏んだ！

今日のステージは、定石通りに逃げが捕まって、ゴールスプリントになった。チュルゴー（Bboxブイグテレコム）をアシストするための新城幸也とチュルゴーとのタイミングが合わず、ユキヤは自力でスプリントへ。「全開で踏みましたが、前の4人は離れていった」とユキヤは言うが、ここはツール・ド・フランス。ガチのスプリントでこの順位を狙いにいけるとは、生粋のスプリンターと呼ばれてもおかしくないほどだ。
ユキヤ、6位。昨年記録した区間5位、あるいはジロで記録した区間3位に比べれば劣るように見えるかも知れないが、並み居るスプリンターたちをさしおいての6位は、見事というほかはない。一週間に一度くらいは見せ場をつくりたい、と言っていたのは今日？と水を向けると、「まだわかりません」とユキヤは笑った。（大前　仁）