お酒を飲むとしんどいこと、悲しいこと、つらいことを紛らわすことができる。
よくわかります。昨年長男が急逝した後、お酒を飲んで酔うことで悲しみが和らぎ、ついついお酒の量が増えました。朝からお酒を飲む人の気持ちが理解できました。
しかし、そうしなかったのは職責の重さがあったからです。
職責に支えられて立ち直ることができたと言っても過言ではありません。
色々な苦しみ悲しみを和らげるために酒に頼り、依存症になっている方は少なくないと思います。しかし、そのことで人を傷つけたりしては許されることはないし、さらにお酒から脱却することは難しくなります。
お酒の誘惑に負けそうになったからこそ思います。「お酒に負けないでください。あなたには、それ以上の責任があるはずです。」
アルコール依存症患者に対する行政の支援のあり方について今一度考えてみたいと思います。