今日は、大事な友人たちと久しぶりに会ってきた。  家から東京へ向かう時間も、帰りの時間も含めて、 その一日すべてが、私にとって大切な時間だった。 会って過ごした時間は、ただ楽しいだけじゃなくて、 じわっと心に残る、豊かでゆったりとした時間だった。 思い出すたびに、ふっと気持ちが楽になる。 そんな時間を一緒に過ごせる人がいることに、 私は恵まれているなと感じた。



 --- その場で感じたのは、 人はどんな仕事をしていても、その人の人生が滲み出るということ。 料理であれば、その一皿に。 声であれば、その一言に。 その瞬間に、その人のこれまでが乗る。 声優の友人は、 自分の経験や感情をすべて乗せて表現していると話してくれた。 その言葉の奥にある過去や思いを聞いて、 ああ、この人は本当に熱い人だな、と感じた。 薬剤師として、母として生きる友人も、 日々をやりきりながら、自分に素直でいようとしている。 それもまた強さだと思った。 もう一人の友人は、 仲間をつくり、やりたいことに挑戦し、失敗しながらも前に進んでいる。 羨ましさと同時に、純粋にすごいなと感じた。



 --- そんな中でふと、 自分には同じような情熱があるのだろうか、と考えた。 でも今は思う。 私の情熱は、何かを強く表現することではなく、 その人の背景や生き方を感じ取り、 その瞬間の重みを受け取ることなのかもしれない。 表に出さなくても、 顔に出なくても、 内側では確かに心が震えていた。 涙が出そうになるくらいに。



 --- そして何より感じたのは、 「私のままでいい」と思える時間だったということ。 それは、私にとってもそうだし、 相手にとってもそうだった。 無理に取り繕わなくていい。 よく見せなくていい。 ただそのままでいられる。 そんな関係は多くはない。 だから、たとえ年に一回しか会えなくても、 その時間には大きな価値がある。



 --- 人は不完全で、揺れるし、迷う。 でもその不完全さがあるからこそ、魅力がある。 そして、互いにそれを認め合える時間が、 私にはときどき必要なんだと思う。



 --- これからこの関係がどうなるかはわからない。 続くかもしれないし、途切れるかもしれない。 でもそれでいい。 今この瞬間、 この時間を共にできたことが、ただありがたい。 



 --- どんな出来事があっても、 振り返ればきっとすべては順調なのだと思う。 でもその瞬間は、その瞬間として、 辛いなら辛いまま、 嬉しいなら嬉しいまま、 精一杯感じていけばいい。



 --- 今日という一日は、 私の中にしっかり残る時間になった。 また日常に戻るけれど、 この感覚を少し持ったまま、進んでいこうと思う。