カルリプケン12歳以下 世界少年野球大会、
3連覇しましたーー\(^o^)/!!
ドドーン!と大きな花火が打ち上がり、
その瞬間、きっとこれはこれから始まる夢の
入り口なんだと思いました。

だけど、実はその反対。

選手たちが歓喜の輪を組んで跳ねているのが
スタンドのネット越しに見えた時、
あー、大変だったけど楽しかったアメリカでの毎日が終わってしまうんだな〜と。

そこからは強行軍で、
素晴らしいボールパークを後にした数時間後には、ホテルを出発して車で1時間のスプリングフィールドへ。そこからダラスを経由してロサンゼルスに到着。

お昼前には私たちアナハイムエンゼルスの球場のスタンドに立っていました。

スタンドの席に座るのに暑さで「熱っ!」と
とび上がってしまうほどの灼熱。
いつもはBSで見ている球場の光景と歓声が、
まさに自分の目の前に広がっていたのです。



選手達の目はキラキラ…輝いて
美味しそうにホットドッグを頬張り、写真を撮っていました。

で、
気がついたらもう移動してディズニーダウンタウン…そしてそのまま束の間の休憩時間のあと、午前1時半の飛行機に乗って日本に帰ってきたのです。
目⁉️

あれは、
この数日間の出来事は、夢だったんじゃないかと思う。
いつもはテレビ画面の中で大活躍している大谷選手のツーベースヒットを目の当たりにしたのも、
3連覇の歓喜の瞬間も、
ブランソンで生活した2週間も。

まだまだ夢なら醒めてほしくなかったけど、
日本に帰り着いたとき、同じように36℃前後の暑さだったブランソンにはなかった、
ミンミン蝉の鳴く声が
私をゲンジツに引きずり戻しました。

みーんみんみんみんみんみぃぃい…
「み」っていうか…
「み゛」。
なんのこっちゃてへぺろ

荷物を解いて山のような洗濯物をさばいていた時間を、私はあんまり覚えていません。
勘弁してくれと言わんばかり、
洗濯機がちょっと変な音を出しながら必死で回っています。
いつもは人へのお土産ものでいっぱいのスーツケースも、今回ばかりは夫や息子にとって嬉しいもので溢れかえってます。

よかったね。
おめでとう、元木父子。
よく頑張りましたね。

日本に帰って一番に食べたいと「くら寿司」を提案したのは、次男です。

トロフィーやメダルを丁寧に飾りながら
もう夢はおしまい。
楽しかったね。
だけど今日からはまた、地面に足をつけて
しっかり頑張ろう。
驕ることなく、やるべきことを毎日しっかりやって行こう。
夫は息子たちにじっくりと諭していました。

次男もこの旅行中に8歳のお誕生日を迎え、
みんなにお祝いをしていただり、兄の練習のそばでほかの弟たちと特別レッスンを受けたり、ファウルボールのたびに犬みたいにグローブ持って球を追いかけて走ったり…彼なりにすごく充実した楽しい毎日を過ごしていたようです。

そんな次男も、
張り切って車に乗り込んだ割にお店に着く前頃から時差ボケで口開けて爆睡。
何度起こしてもお店で顔をあげてお寿司を食べることはありませんでした。

そこから結局朝まで寝てしまった
気の毒な次男。

私も午前三時半に目が覚めてコトコトと下に降りてご飯を仕込んでいたところへ、
次男が目を覚ましておりてきました。

「おかあさん…寝ちゃったよお。
きのうお寿司、食べられなかっ…」
『お前、昨日寿司いっぱい食ってたなあ。』
父親がからかってかぶせてきました。
一瞬、へ!?みたいな顔をして考える次男。
『タコにエビにブロッコリーサラダ…
あと珍しく鯛も食ってたなぁ。』

そんなはずは…といぶかしがる次男。
結構被せ気味にからかう父。

そのうち次男は困ったような顔をしてしばらく考え込み、
「…そうなんだよぅ、ぼくきのう、おすしたべすぎちゃったんだよぅショボーン

ハイ現実になったガーン
夢かほんとか、
とにかくくら寿司は食べたことになっている笑い泣き
悪いなぁ、父親…

とゆうわけで。

私も、あれは夢だったんじゃないかな、と。

まだその境い目がわからないでおります。

激しい眠気…
まだ洗濯も終わりませんショック!


あれ?私きのうあたり、
上海雑技団だったような気もするんだけどガーン