南アフリカの陸上短距離選手で、名前はオスカー・ピストリウスという両足義足の選手がいます。ピストリウス選手はこれまでのパラリンピックで複数の金メダルを獲得していて、北京パラリンピックでは3個の金メダルを手にしているほどのスプリンターです。
この選手が19日にイタリアで行われた健常者の大会で、世界選手権の参加標準記録を上回り、8月に韓国のテグで開催される大会の出場資格を得たことを先日の報道で知りました。
これには正直、驚きましたね。
ピストリウス選手は過去に北京オリンピックの400mで出場を目指したのですが、国際陸上競技連盟はカーボン製の義足による推進力が、他の選手との不公平が生じるとして大会参加を禁止したことがありました。
しかし、スポーツ仲裁裁判所がピストリウス選手の使用する義足は、競技規則に抵触しないとの裁定を下し、健常者のレースに出場することを認められたという経緯があります。
確かに障害者の場合は、補助装具の性能の差が大きく成績に影響しますし、お金をかけた装具ほど、良い成績が出せることは明らかです。このことについては、健常者の大会も含めて賛否両論あると思いますし、これからもっと議論がなされていくことでしょう。
しかし、僕自身は純粋に障害者が健常者と同じ舞台で競技ができること自体、素晴らしいと思っています。
これで、8月の世界陸上の楽しみが、またひとつ増えました。
そしてもうひとつ、この記事を読んでいるときに、ふと頭に浮かんできたものがありました。それは「セルフ・ハンディキャッピング」という心理学用語です。
これは、障害を持っている人は、より全力で頑張り続けられる心理的メカニズムを説明しているものです。
それでは次回、セルフ・ハンディキャッピングについて書いてみたいと思います。
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