手首の痛みというのは、日常生活において大きく支障をきたしますから厄介な症状です。ましてや手の動きを主とし、特に握ることを強いられるスポーツでは、致命的な問題となりかねません。
昨日、今季限りで現役引退することを発表した、女子ゴルフの古閑美保選手の引退理由も左手首の故障でしたからね。
痛みの原因となるものは幾つも挙げられますが、今回はそのひとつの「TFCC損傷」について触れてみたいと思います。
まずTFCCとは何かといいますとTriangular Fibrocartilage Complexを略したもので、日本語に訳すと三角線維軟骨複合体になります。何やら漢字を羅列しますと難しく感じてしまいますが、手首の小指側にある靱帯と線維性の板で構成されている領域のことをいいます。
手首を境にして手の骨と前腕の骨をつないでいる掌側尺骨手根靱帯、背側尺骨手根靱帯、内側手根側副靱帯、関節半月があり、前腕の骨の尺骨と橈骨をつないでいる掌側橈尺靱帯、背側橈尺靱帯とそれらに囲まれるようにして関節円板があります。
役割としては、手首の安定性や衝撃の吸収、スムーズな動きや筋力の伝達を助けています。
障害の症状としては手首の小指側の腫れや押すと鈍い痛み、掌側で手を着く、ドアノブを回す、手首を小指側に曲げた状態で物を握って引っ張る動作での痛みの発生です。
手首を回すと「ピチッ」と弾かれたような音が鳴ることもよくある症状です。
TFCCが損傷する原因は、交通事故やスポーツなどで転倒時に強く手を着いたようなときに起きる外傷性と、手首を酷使する職業やスポーツを長年することで起きる変性(いわゆる老化)があります。
いずれにしても、一度損傷して痛みの症状がでると、放置すれば治癒が難しくなってしまうことも多く、また再発しやすいので軽視できない部分なのです。
次に治療についてですが、それは次回にしたいと思います。
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