北欧、北奥。
「弘前は北欧っぽい。」
という会話を、旅中、力石くんと何度もした。
もちろん2人とも、北欧なんて行った事もないんだけどね。
kings of convenience
の音楽がこんなにも馴染む街は、
日本に他にあるのだろうか、なんて。
(偶然にも、THE STABLESでもかかってたっけ)
11/13~15、新潟の友人イラストレーター、力石くんと大浜さんとで、
自分の地元、青森を旅して来た。
アート紀行という名目で。
11/13
自分は夜行バスにて、7:00弘前入り。
夜行バス、初体験。
こりゃ寝れないだろーと思っていたが、
22:00出発、直後に消灯の状況にも関わらず、
すぐに熟睡。意外な自分のタフさを発見。
12:45、車で新潟から弘前入りしたお2人と合流。
妙な新鮮味。おかげでいち旅行者の視点で、弘前を体感出来た旅となった。
ランチは、行ってみたかったカフェ"
yupanqui
"へ。
とても一度じゃ辿り着けなさそな場所にあってびっくり。
しかも実家の側。結構古い建物。
こんな近くにこんな空間があっただなんて、
この歳になるまで気付かなかった。
店内は、すごく陽の光の入り方がキレイで。
時間の粒子の落ちて行く速度が、明らかに下界より遅い。
そして、店の作り。まるで洞窟のようだ。
「初代のオーナーさんが、都内のとある喫茶店を参考にして作って。」
と、現オーナーさん。
「...もしかして、
くぐつ草
(吉祥寺)?」
「そうです!よくわかりましたね!」
いやだってこんな作りは、他にはくぐつ草しか考えられないもん!
採光の優れた、コンパクトなくぐつ草といったところか。
本家のくぐつ草は、地下にあるため採光ゼロですが。
(ここのカレーは絶品です!)
ちなみに、自分の住む街にも、
"yupanqui"という名の喫茶店があるという話をしたところ、
こちらもオーナーさん、ご存知でした。
料理もおいしかったが、食後に出していただいたコーヒーに、皆感激。
手づくりの動物型クッキー付きなのだが、
全部違う動物で、しかも温かい!
このサービスには、心洗われた感。
ここまで気を配ってくれるお店って、今やそうはない。
インスタントなサービスに洗脳されつつある、現代を生きる我々に、
手づくりのものは、鮮やかに楔を打ってくれる。
そのような感動は、大きな引力となって、再びそこへと引き寄せてくれる。
色んなものが安くなって、それはそれで便利ではあるのだろうが、
便利であればそれでいいのか?と、
ドラマのないものには金など払いたくないよと、
見苦しくも抵抗を続ける自分を、最近はしばし目にする。
気付いてる人は、それが地方にあるものであれ、
感動への鋭い嗅覚を持って、赴くものである。
出来ない理由を考える事によって、赴く選択肢を断つのであれば、
それは感動を自ら捨ててしまってるのかも知れないよね。
感動への野性を!
判ってる人は、そこで地方と東京を、分けて考えたりはしないだろうけど。
"
THE STABLES
"への共感も、そんな様々な想いが、どこか共鳴するからなのだろうか。
(だったらいいな)
"THE STABLES" f氏と力石くん、大浜さん、初対面。
双方緊張隠せずとも、シンパシーは端からも早くも読み取れる。
この旅行の第一の目標は、ここでのとある企画についての打ち合わせ。
f氏と、力石くん。
この意思の強い2人であれば、成功は間違いないだろうね。
(紹介者冥利につきる...新潟への転勤の意味は、ここへの導きにあったか?)
その後は、弘前ギャラリー・カフェ探索。
harappa
、
DENEGA
、
zilch
。
harappaで今やってる企画展は、最後にどんでん返し食らう!
興味ある方はぜひ!
この日は弘前泊。
11/14
青森県立美術館、
十和田市現代美術館、見学。
十和田湖泊。
11/15
天気は大荒れ。
十和田湖を早々に引き上げ、
昼飯は、黒石の伝承工芸館で。
お二方はこの地の名物、「つゆやきそば」を注文。
なかなか好評。
自分はニガテです...。
弘前。再び"THE STABLES"。
各々お土産購入。
自分の購入物。
・北欧の陶芸家、wilhelm kageのビンテージの小皿。
深過ぎる独特の緑の色に、完全に虜に。
・アメリカのアート雑誌"
LINES&SHAPES
"最新号。f氏オススメ。
日本人のアーティスト特集、ほぼ写真と絵のみの構成なのだが、
とにかくその見せ方が秀逸。本の底力をそこに見る。
・ROTARY CANDLE HOLDER。キャンドルで金物の飾りがまわる、
クリスマスの装飾品。大好き。
とりあえず、あーもー弘前帰って暮らしたい...。
*今、旅行中撮ったビデオに、音楽付けたり編集してるんだけど、
これがまた面白い!やみつきになりそうです。