「食べさせられなくて、ごめんね」・・・ | 影武者のブログ

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その日、その日に感じた事象や、思いついたことを「気随気ままに」に綴っています。
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僕の PCメールフォルダには、日々 [毎日新聞 Web 版ニュース] と
    [ダイヤモンド オンライン] の最新ニュースが配信されている・・・

            

これらから 現状の社会のあり様 を掴める情報源となっている・・・

    そんな中にタイトルとなった 痛ましい事件 が送られていた・・・

    これは現代社会の実態のほんの一部なのだろう・・・

            

「食べさせられなくて、ごめんね」 大阪の母子死亡、なぜ防げなかったのか

出展:http://www.huffingtonpost.jp/2013/05/28/osaka_death_of_mother_and_child_n_3344935.html

最後におなかいっぱい食べさせられなくて、ごめんね」。母親が残したとみられるメモにはそう書かれていた。

大阪市北区天満のマンションの一室で24日、母子と見られる2人の遺体が見つかった朝日新聞デジタル などの報道によると、室内には食べ物はなく、食塩があったのみ。預金口座の残金は十数円で、電気やガスも止められていたという。大阪府警天満署は生活に困窮して餓死した可能性が高いとみている、との報道もある。事件は防ぐことはできなかったのだろうか。

朝日新聞デジタル によると、親子は職業不詳の井上充代さん(28)と瑠海(るい)君(3)。発見されたとき、2人は布団の上に仰向けに倒れており、目立った外傷はなく、幼児には頭から毛布とバスタオルがかけられていたという。

捜査関係者によると、(編集部注:部屋に残された)メモはガス料金の請求書の封筒に手書きされ、充代さんが書いたとみられる。2人は昨年10月ごろ、知人の紹介でマンションに入居した。室内に冷蔵庫はなかった。食べ物もなく、食塩があっただけだった。部屋の電気とガスは止められていたという。

2人は2月ごろ死亡したとみられ、府警は瑠海君が先に亡くなった後、充代さんも間もなく死亡したとみているという。

朝日新聞デジタル  2013/5/27 18:26

なぜ、井上さんは周囲にSOSを出すことができなかったのか。産経ニュースは背景を次のように報じている。

母親の井上充代さん(28)が数年前、夫から配偶者間暴力(DV)を受けていたことが27日、大阪府警天満署などへの取材で分かった。井上さんは夫と別居してマンションに移ったが、自身の実家にも居場所を伝えていなかった。夫に居場所を知られないようにするためとみられる。行政に支援を求めた形跡はなく、頼る相手もいないまま孤立を深めた可能性が浮上している。

(中略)

捜査関係者らによると、井上さんは数年前に大阪府守口市に居住。このころに夫からDVを受けていたとみられ、その後別居。昨年10月に、息子の瑠海(るい)ちゃん(3)とマンションに入居した。クラブやラウンジの多い大阪・北新地で働いていたという。

少なくとも入居後は夫との接触はなかったが、住民登録はせず、広島県内の実家にも居所を知らせていなかった。室内から離婚届も見つかった。マンションは知人らの善意により、無償で借りていた。 (後略)

           

          母子死亡事件現場

            [母子死亡事件現場 画像]

出展:http://girlschannel.net/show_image/20443/1/f30b0bc3798ef15c78df8760acc07743/

            

このような事件が発生する大きな原因は

    [所得格差拡大] がどんどん広がっているからだろう・・・

    小学生の 16.% 超 が [貧困家庭] という恐ろしい数字が

    報じられている社会は、「異常事態」 と言えるのでは・・・

          

        母子死亡:イメージ画像

            [母子死亡:イメージ画像]

出展:http://www.huffingtonpost.jp/2013/05/28/osaka_death_of_mother_and_child_n_3344935.html

          
毎日新聞:Web 版ロゴ

くらしナビ・ライフスタイル:ひとり親世帯の貧困防げ

毎日新聞 2015年12月03日 (内容一部リライト)

出展:http://mainichi.jp/shimen/news/20151203ddm013040022000c.html?fm=mnm  

ひとり親世帯への経済的支援や生活の支援が広がりを見せている。こうした世帯の半分以上が子どもの貧困問題を抱えている。昨年9月には、千葉県銚子市の県営住宅で当時13歳の長女と暮らしていた母親が、経済的困窮の末に娘を殺害する痛ましい事件が起きた。経済的支援だけでなく、自治体独自で親の負担軽減を図る動きも始まっている。

●家計崩壊する恐怖

神奈川県で暮らす派遣社員の50代女性は長男(17)と長女(15)と80代の母と暮らすシングルマザーだ。夫からの肉体的、精神的なドメスティックバイオレンス(DV)を理由に、別居を経て7年前に離婚した。

女性は離婚以来、翻訳の派遣業務をしているため、時給は比較的高い。それでも年収は約360万円。実家に住んでいて家賃がかからないため何とか暮らせているが、貯金はできない。年度初めに教科書代(約8万円)を支払う際は、母から借りた。

女性は今、生活や経済的な不安が一番大きいという。「私が病気で倒れたら、一巻の終わり」と話す。9月の労働者派遣法改正で、これまで無期限だった翻訳派遣も上限3年となった。女性は期限後に新たな職場を見つけることが年齢的に難しいのではないかと考えている。「私が一家の大黒柱という誇りをもって生きていこうと思っている。場所さえあれば生涯働きたい。でもいつ家計が崩壊するか分からない。子どもの進学も心配だ」と話す。

●母子世帯の就労収入平均181万円

厚生労働省が約5年おきに実施する「全国母子世帯等調査」(2011年度)によると、母子世帯、父子世帯を合わせたひとり親世帯は約146万世帯、8割以上が母子世帯だ。母子世帯の就労率は約8割だが、正社員はうち約4割にとどまり、就労収入は平均181万円(10年)と低い。

千葉県銚子市の13歳長女殺害事件

千葉県銚子市の県営住宅で2014年9月、母親(44)と長女(当時13歳)の2人暮らしの家庭で起きた殺人事件。母親はパート収入などで生計を立てていたが、生活は苦しかった。家賃の滞納を理由に県営住宅の明け渡しを迫られ、強制執行の当日、自宅で寝ていた長女の首を絞めて殺害したとされる。殺人罪などに問われた母親に対する11月27日の控訴審判決では、東京高裁が懲役7年とした1審・千葉地裁判決を支持した。

           

          ひとり親世帯の暮らし
         [NPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」画像]

出展:http://mainichi.jp/shimen/news/20151203ddm013040022000c.html?fm=mnm

児童扶養手当の第2子以降加算を求めて記者会見するNPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」の赤石千衣子理事長(左から2人目)や文筆家の乙武洋匡さん(右端)ら=東京都千代田区の厚生労働省で

          
本年4月からスタートした [生活困窮者支援法] がスタートしたが

    そのような生活者には、そのような 「救援」 が為されている情報

    届いていない場合があるのでは・・・

         

          生活困窮者自立支援法:解説図

          

よく言われている 「生活保護申請」 に役所の窓口を訪れると

    嫌がらせ排斥するような言辞が担当者から言われたとか

    「申請拒否」 が行われているとか・・・

          

¥1,000兆 を超える 債務 を作り出した [役人天国] の現状では

    「自身の保身」 しか考えないで 業務 と称して

    役所に詰めている だけでは・・・・・・・

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