お麩の話、あれこれ(15):お麩が登場する俳句

 

 

最近、テレビ番組で俳句を目にする機会が増えたような気がします。TBSテレビ系列の「プレバト」の俳句コーナーをよく見ていますが、講師の俳人・夏井いつきさんの解説や添削は、素養のないお麩じぃにもとてもわかりやすいです。

 

今さらながら確認すると、俳句とは「季語(有季)及び五・七・五(十七音)を主とした定型を基本とする日本の定型詩」(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)とのことです。そうだったですね。

 

575fudemakaseさんのブログ「575筆まか勢」には、いろいろな俳句の四方山話、 季語の例句、句集評などが記載さています。2019年6月3日の投稿では、五七五のどこかに「麩」が出て来る58句を紹介していて、

★永き日を麩に隠れたる金魚哉 正岡子規 日永さん

★山寺に豆麩引くなり冬木立 一茶さん

といった、お麩じぃでも知っている俳人の作品も含まれています。

https://fudemaka57.exblog.jp/29454716/

 

人間が食べるお麩だけでなく、鯉や金魚用のお麩の句も結構多くて驚きましたが、575fudemakaseさんが全部お調べになったのですね。すごいです。

 

全58句の中で、お麩じぃの好きな句は、

★椀種に花麩の浮ぶ七五三 佐藤麻緒さん

あたりでしょうか。

 

これからも、気を付けて見ていきたいと思います。