いつも同じ時間に流れてくる音楽がある。
学校の隣の大和斎場からいつもお経なのか普通の音楽なのかうっすらと聞こえてくる。
入学当初は学校の隣が斎場だと聞いてなんか嫌な感じだった。
私はすぐ妄想する癖があって、斎場＝死者とかなんか悪いイメージをすぐする。でももっと可愛そうなのが霊感が強い子だった。決まって大和斎場でお葬式とかが行われる日は何かを感じるらしい。斎場の隣にはお寺もあって、昔からこのあたりは霊の通り道なのかと勝手に思う。
最近は前みたいに曲が聴こえることが少なくなったけど、霊柩車とか喪服姿の人たちを学校から見かけると考え深い。でも春の季節になると学校と大和斎場の境界線あたりに大きな桜の木が花咲く頃はとても気分よく感じる。
葬儀を行っている風景もどことなく不謹慎かも知れないけど華やかさを感じる。一年を通して見てきたけどお葬式も冬や秋にやるよりも春や夏に行う方が、あまり暗いイメージの葬儀じゃ( ﾉД`)ｼｸｼｸ…なくすこしは明るいイメージになっていい気がする。死者を偲ぶ気持ちはわかるけど、明るく送りだすお葬式になっていってもいい気がする。
中学校生活、残り二年間、大和斎場の様子とともに学生生活を過ごしていきたいと思う。
いま私の脳裏には、運動会とお葬式が同時に行われる事が果たしてあるのか？
そんな風景が見られたら学園生活楽しいかも！！