おはようございます。
久しぶりのブログです。
本日でオフサイドは29周年を迎えることが出来ました。
明日から、30年目のスタートになりますが
自分の人生の約半分がオフサイドとの付き合いになるとは29年前には思いもよりません。
30年前の暮れ、7年間勤めていた木工会社を辞める準備をしていました。
目的は、自分で商売をしたいという単純な発想。
短い人生（その時は長いと思っていましたが、）一度は自分が組織の上に立ちたい。
何かをやりたい、なんでもいい。
当時はドライブイン、喫茶店が流行り、
コーヒー販売士の検定も取りました。
当時、子供が二人（8才、6才くらいかな）今思うと無責任な人間だったようです。
年が明けた頃、家内に「何がやりたい？」
そして二人の共通の趣味？ 服屋さんに決定（笑）
2月15日に会社を退社
5月25日に開店
と、勝手に決め予算が無い中、安い空き家物件を探し始めます。
そして、親を説得し（借入の保証人になってもらわなくてはならないので）着々と話は進みます。
4月に入ったその頃はDCブームが盛り上がってる時代。
1985年 3月号
ミスターハイファッション
表紙は当時の人気デザイナー達
上段真ん中で手をおでこで笑っているのはフィッチェの小西良幸（今のドン小西）
下段真ん中、菊地タケオ 右側 テットオム加藤和孝
チューブ、グラスメンズ、メルローズ、バルビッシュ、アーストンボラージュ、リニアフレスカ各デザイナー
皆さん、勢いのあるころ。
それにしても、肩幅の広いダブダブのジャケット、パットまで入ってる♪
その筋の人でも最近は見かけないシルエット（笑）
今も変わらず、当時の人気タレントのモデル撮影
メンズビギを着る柴田恭兵
フィッチェを着る北野タケシ
このころは、この人フィッチェしか着なかったような
そろそろ仕入の準備をしなくては、と思い立ち自分の好きなブランド
（コムデギャルソン・ワイズ・ニコル・メルローズ・ビギ・タケオキクチ・アーストンボラージュ等々）
などへ取引の打診。
ここで重大な事が判明。
私、アパレルの経験も無ければ、販売の経験もありません。
自分の好きなブランドをTEL一本で取引が出来るものと思っています。
もちろん、どのブランドも門前払い、
って言うか、卸しさえやっていない。
他の色々なブランドに連絡をしても全て門前払い・・・
今欲しい商品を今仕入れるという豊田生産方式ではありませんが、そういうものと思っていました。
卸しをやっているブランドでも半年前に展示会、受注後半年先の入荷。
それは後々わかった事。
で、5月25日のお店オープンに向け店舗の内装が始まっています。
当時、購読してた繊維研究新聞を取り出して片っ端から取引依頼
お店のコンセプトも品揃えのこだわりも捨てました。服が欲しい（笑）
そして、岐阜駅前の繊維問屋にたどり着く。
現金払いでどこにでも並んでいそうな商品を買い集める。
そして5月25日、当初の思いとまったく違うお店が無事オープン。
今、思うに 経験も何もないスタートがこの30年につながっているような
運もよかったようです。
生地、デザイン、縫製、接客、ディスプレイ、経営、資金繰り等々、必死で学んだ事が今生かされているように思います。
おかげで銀行の借入テクニックはずいぶんうまくなりました。
また明日からも頑張ります。 オフサイド 都竹
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■ コマーシャル
オフサイドは5月25日をもちまして29周年を迎えました。
これも皆さまのお蔭と深く感謝申し上げます。
感謝のお礼と致しまして5月24日（土）～5/26（月）の3日間、掲載商品全て10％引きとさせていただきます。
この機会に是非ご利用いただければと思います。
30年目に入りますが、お客さまの立場に立った販売に心がけて参りますので今後とも宜しくお願い致します。
注意事項
■ ご予約品は対象外となります。（秋冬展商品）
■ 会員ログインをしていないと割引対象になりませんのでご注意ください。
未登録のお客さまはこの機会に是非ご登録をお待ちいたしております。
https://www.offside-web.com/shop/entry.cgi
■ 配送は通常より1～2日遅れる事がございます。
■ お取り置きは対象となりませんのでご了承ください。
（ご注文日より到着日が７日目までとなります）