黒木渚オフィシャルブログ「さなぎのきろく」Powered by Ameba -2ページ目

黒木渚オフィシャルブログ「さなぎのきろく」Powered by Ameba

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もう、気分だけでも涼しくなりたいと、今日は軽井沢テイストのワンピースを着ています。
涼しい色を着ると、なんとなく涼しく感じ……ないね。うん、普通に暑いね。

今日もスタジオに入り、これからのライブに向けてリハーサルしてきました。

最近は、制作のために1人でスタジオに籠ることが多かったので、みんなで入るスタジオがいつも以上に楽しく感じました。バンド組みたての高校生みたいな気分だよ。

ビール飲んじゃおうかな。暑いし、練習頑張ったし、美味しいよきっと。

私はビール党の人間なんですけど、あの苦みを「旨い」と感じるようになった日のことを鮮明に覚えています。

あれは大学生の3年生くらいだったでしょうか…、ちょうど今日くらい暑い日の夜だったと思います。
学校の後にバイトに行き、10時くらいにとぼとぼと家に向かって歩いていました。

当時住んでいたのは、とてものどかな街で、というか、ほぼ田園で、街灯もなにもないあぜ道を、
予測不可能な方角から飛んでくるカメムシに怯えながら帰る日々。

家の側に、個人経営のコンビニが一軒あって、そこに寄って帰るのが日課でした。

オーナーのおじさんのことを、私は何故か「ロックスター」と呼んでいて、買い物に寄るたびに、世間話したり、
たまにブラックサンダー貰ったりしていた。

すると、その日、ロックスターが私に言いました。

「こんな日はビールが旨いよ」と。

私はそれまで、自分で買うのは甘いお酒か、焼酎をコカコーラで割って飲むという邪道なタイプだったので、
進んでビールを買ったことがありませんでした。

何より、一度もビールを「おいしい」と感じたことがなかったのです。

でも、ロックスターのオススメでもあるし、ちょっとした好奇心でビールに挑戦してみようと思いました。
私の初めてのビール購入記念として、ロックスターはサラミを付けてくれるという粋な計らい。

そして、私は知ってしまった。
あの喉越し、爽快な苦み、そしてキレ味。

味覚が一気に変わってしまったような、圧倒的な瞬間でした。
ただ苦いだけだった飲み物が「超おいしい」に変わるというのも、不思議なものだよね。

子供時代に親戚のオッサンとかから飲まされるビールの味、あれは最悪だったな。
←というところからスタートしたはずなのに、いつの間にかそれを旨味と認識するようになっているなんて。

私と同じくビール党のみんなはどうなのでしょう?
どこかのタイミングで味覚が切り替わったのかしら。

ビール党になってから、もう長いですけど、ひとつ言えること。
一番旨いビールが飲みたければ、働くこと。これに尽きる。

それが、たとえ缶ビールであっても、もはや第3のビールであっても、
達成感とセットになってさえいれば最強に美味しいのです。そうよね。

さて、ビールの話はこれくらいにして、みなさん漫画は読みますか?

仲良くさせていただいている漫画家の高橋ツトムさん(スカイハイ・地雷震などで有名)から嬉しい連絡が。
今月の25日から、月刊アフタヌーンで新連載が始まるそうなのですが、その作品の中に、こっそり私の名前を
使って頂いたそうなのです。作品のタイトルは「BLACK-BOX」

そして、私の名前はここだ!


バーーーーン!!!
ボクシングジムです!やったあ!

皆さんぜひ、25日発売の月刊アフタヌーンを手に取って「黒木渚」を探せ、やってみて下さいね。
私も買いに行こう♩