いつかの旅先で
読もうと思って買っていた
湊かなえさんの本。
豆の上で眠る
最初の方だけ読んで
長い間そのままになっていたので、
改めて読み返しました。
子供の頃に起こった、
姉の失踪事件。
2年ぶりに戻ってきた
お姉ちゃんは本当に本物のお姉ちゃん??
読んでいる間中、
まさにずっと豆の上で眠るような感覚。
何か、布団の下にあって、
その小さな異物がしっくりこない。
今日、一気に読み終えて。
最初は意味がよくわからなかったけれど、
このタイトル、読み終えるとしっくりとくる。
冒頭から、現在のことはわかっているので、
過去の事件も、結末がすでに知らされているような。
過去の現在、どうつながっているのか。
ずっと豆が布団の下にあるのー。
もやもや、もやもや、もやもや。
そのもやもやの正体を知りたくて、
数時間かけて一気に読みました。
こんなに集中して
本を読むのは、久しぶり。
やっぱり湊かなえさんって凄いね。
独特のタッチ、結末には大どんでん返しが
きちんと用意されていて。
今回も。
全く予想外の結末でした。
真実が解き明かされて、
スッキリとはしたけれど。
その一方で、その結末を
頭の中で描写すると、
少しだけしっくりとこない。。。
さっ、もう一冊、まだ
読んでいなかった、こちらを読み始めます。
山女日記。