学習塾のFC本部とFC契約締結の交渉を進めています。

今回、FCの立ち上げを考えたとき、さまざまなFC本部を検討しました。

有名なのは、明光義塾やスクールIEです。

ただ、これらはもはや大きくなりすぎて、
メガ・フランチャイジーが出来上がっていること
参入できる商圏が限られてくること
というデメリットがあります。

関西だと、京進スクールワンが一歩抜きんでていますが、
最近大阪府で大規模な撤退を行い、
業界に衝撃が走りました。
社内の個別指導部の人事配置の組替え、
組織変更を行うなど、社内の混乱が透けて見えます。
講師が引き起こした事件の尾を引きずっており
FC契約を結ぶにはリスクが大きいと判断しました。


個別指導のシステムが出来上がり、明光義塾がFC本部として成功をおさめると
雨後のタケノコのようにFCを立ち上げる企業が増えてきました。

リクルートのアントレプレナーとか、日経のトップリーダーとか
ビジネスチャンスとか起業情報誌系の雑誌には、
FCの広告がたくさん掲載されています。

代表的なところだと、
明光義塾、スクールIE、ITTO、京進スクールワンなど、
少しマニアックになると
名学館、セルモ、ECCベストワン
などがあります。

もし学習塾を立ち上げたいと考え、しかもFC加盟を企図しているとすると
どんなFCを選ぶのがいいのか、迷ってしまいますねぇ。

選ぶポイントをどう立てるかが問題となってきます。
それは、次回以降に・・・。
g学習塾フランチャイズの最大手といえば、「明光義塾」

起業の情報専門誌『ビジネスチャンス』2010年5月号を読んでいると
学習塾業界の特集を組んでいて、フランチャイズで成功した
「明光義塾」の秘密が載っていました。


ポイントは、「自主運営のオーナーズクラブ」
FC本部によっては、FCオーナーの横のつながりを嫌うところもありますが、
明光義塾では、オーナー達がオーナーズクラブを作っています。


全国を9つのブロックに分け、各ブロックから理事を2名選出し
会長1名、副会長3名を選出するそうです。
加盟店が自ら選んだ理事の運営するこの会のまとまりは強く、
本部と一体となって研修会、勉強会、懇親交流会を推進しているそうです。

全国のオーナー達がそれぞれ持つノウハウを共有できるのは
確かに「強み」かもしれませんね。
もっとも、逆にメガ・フランチャイジーの力が強すぎて、
新規参入の加盟教室オーナーは、
結局メガ・フランチャイジーのオーナーに取り込まれる可能性も
捨てきれません。
明光義塾の教室数が減少しないのは、
撤退する弱小オーナーの教室を、
メガフランチャイジーが吸収するからだとも言われています。