【兵庫県内の不登校・ひきこもりの訪問支援】
Office Sabbyです。
子どもの頃好きなテレビ番組は“選挙速報”と“台風中継”でした。何が起こるかわからないわくわく感が好きでした。
ちなみに今もそうです。
最近ずっと書き仕事がたまっていて(というと作家デビューかと思われそうで、もしそうなったらかっこいいんですが、そんなことは全然なくて、ただ報告書をためてただけなんですが)、パソコンに向かっていると、なんかブログでも書いてみるか、となって報告書はとりあえず横においといて、これを書いています。現実逃避。
仕事の終わり時間がどんどん遅くなります。あ~ぁ・・・。
さて、
先日面接をさせてもらったお母さんについてちょこっとお話しします。
これまでにもいろんな機関に相談に行ったことがあるお母さんですが、そのたびに傷ついたとおっしゃいました。曰く、
「これまでに相談した人はみんな同じことを言う。
『お母さんの愛情をご本人さんに示してあげて下さい。毎日ご飯を作ってあげて下さいね』
でも本人は全然食べてくれない。
毎日毎日作り続けても、全く食べてくれないんです。
自分の愛情が足りないのかと私は毎日自分を責めました」と。
私は、その話をお聞きするより前に
<もし毎日ご飯作ってたら、もう作らなくても良いですよ。
生活リズムも違うんやし。お腹すいたら自分で作るでしょう。
食べたいものがあったら自分で買い物に行ってもらったら良いです。
もちろんお母さんが作りたかったら作ってもらって結構です。
大事なのはお母さんの都合の良いようにすることです。
お母さんの良いようにして下さい>
と伝えました。
そうしたらお母さんが「良いんですか?」と驚いて、そう言われたのです。
私はこれを“ひきこもり支援幻想あるある”だと思っています。
ひきこもりの相談を受けている人はよくそう言います。
ひきこもりの本にもよくそんなことが書かれています。
でもそれで苦しんでらっしゃる親御さんはたくさんいらっしゃいます。
もちろんそうやって上手くいったケースもあるでしょう。
でもだからといってみんながそうしないといけないと言うことはありません。
私が思うのは
「これまでやってなかったらやってあげましょう。
やっても変わらなかったらやめましょう」
です。
人って、自分はこれだけやってあげてるのに、どうしてあなたはそれに応えてくれないの、と思ってしまう生き物です。
逆に、これはあなた自身の問題なんだから変わるのはあなただけ。私は関係ないんだ、とも思ってしまいます。
あきれるくらい勝手なもんなんです。
だからその思考のスパイラルから抜け出すこと。これが大切。
できることをできる範囲で適当にやる。
親子であってもそう。
お金で言うとわかりやすい。
「ママ!ぼく1億円ほしいからちょうだい!」と言ってくれるママいますか?
持ってなくてもあげようとしますか?
無理なことは無理ということも大切です。
相手が応えてくれないのに施し続けるのは辛いことです。
私たち支援する側の人間は専門家のような顔をして偉そうなことを言いますが
一番大変なのは毎日本人と関わっているご家族です。
そこの部分に対するリスペクトは忘れたらあかんと思いました。
ちなみに、そのお母さんですが、今も継続して来てくれています。
はじめて来られた時は怖い顔をしていらっしゃいましたが、近頃は少し柔らかくなったような印象を受けました。
なんでもこの前うれしいことがあったそうな。
全然変わらないようでいて、少しずつ変化があるみたいです。よかったよかった。
兵庫ひきこもり相談支援センター播磨ブランチの相談ですが、9月中の相談日はもういっぱいになりました。
10月も残りわずかです。相談をお考えの方はお早めに。
079-240-6299 です。
さて、書類に戻ろう。
台風で明日の仕事なくならへんかな~
なんや。思てることが子どもの頃とちっとも変わらへんがな。
Office Sabby代表
貞本範之