京都って奥が深いねぇ。
もう5回くらい来てるんだけど、まだまだ有名観光スポットも行き尽くさない。
実は宇治も初めて。
有名な平等院鳳凰堂もやっと行くことができた。
千年前の極楽浄土ってこんな感じだったのかな。
大仏殿の中に入ると、周囲をぐるりと極楽に行くまでの絵が極彩色で描いてある。
こんなにお金をつぎ込んで祈りまくって、極楽に行くことを願った貴族たち。
昔の方が人生短かったと思うんだけど、そこまでしても極楽に行きたかったのね。
逆に地獄がホントに恐ろしかったのかな。
そういうば、岩手の平泉で見た「毛越寺(もうつうじ)」も同時代のものでこれにそっくり。
こちらは建物が残ってなかったけど、敷地は平等院よりも更に大きかったかな。
私は「毛越寺」って全く知らなかったけど、やっぱり奥州藤原氏ってかなりの力持ってたんだなぁって、改めて思う。
駅から平等院に行く道には、お茶屋さんがぎっしり。
宇治のお茶屋さんは、ペットボトルのお茶で一気に有名になった感じね。
サントリー伊右衛門の「福寿園」
JTの「辻利」
コカ・コーラ綾鷹の「上林(かんばやし)春松本店」
ブランド力が全国区よね。
(八女茶の「許斐園」も頑張って~!?)
源氏物語ミュージアムってのも面白かったよ。 → ★
第3部、光源氏が死んだ後の舞台は宇治。
それにしても、このドロドロ愛憎ドラマがこんなにもてはやされるって、人間はいつの時代もそして世界中変わらないってことなんだろうね。
ミュージアムでは、実寸大の牛車が興味深かったなぁ。
庶民はこの大きな車を見たら、やっぱり半端ないセレブ感を見せつけられただろうね。
最後を締めくくるのは、正真正銘の「宇治金時」