外国人の方が日本で生活する上で悩む点は何といっても言葉ですが
次は食事ではないでしょうか。
外国人、特に中国人からすると日本料理は「冷たくて味が薄い」ため
なかなか口に合わないようです。確かに、中華料理は大きな鍋を使っ
て強火でガンガン炒める、また味が濃い、というイメージがありますね。
実際、私も中国で生活してみてそのイメージ通り、いや、それ以上だ
ということを知りました。特に中国で食べる中華料理の味付けが濃い
ことには閉口することも度々ありました。
日本料理の場合、野菜など素材の良さを生かすため、味付けはできる
だけ控える、生で食べられるものは生で食べる、といった価値観が料
理人の根底にあると思いますが、中華料理にはそんな価値観はあり
ません。中国の大学の食堂で麺類を食べるときなんか、目の前で調
理しているのを見て、いつも思いました。「どうしてそんなに調味料を入
れるの?もうやめて!これ以上、入れないで!」 結局、7~8種類の
調味料が入った、濃い味付けの麺を食べるはめになるわけですが、
こんな時はある意味、「中国」を実感することができたのでした。
