3/26
息詰まる日本からの脱出による解放感のせいか、香港でのトランジットで既にテンションmaxな一行。
(「雪の恋人」が発端だったような…?)
コロンボ空港に着くと大統領付翻訳官ジャガットがお出迎え。
"silk route"なるVIPルームに通され、軽食付きの歓迎を受ける。
女性陣に花束と僕にシンビジウムのレイを頂き、感動至極。
晩遅くの到着だったので、ホテルにチェックインして初日は終了。
ヒルトンがいっぱいで取れず、セイロンコンチネンタルに宿泊。
3/27
キャンディ近くの「象の孤児院」と呼ばれるところで象の水浴びを見学。
象の糞で紙を作っている工房も見学。
「コロンボから車で1時間半くらい」って言ってたけど、軽く2~3時間かかったような。
途中レストランでビュッフェ。パイナップルジュースめちゃうま。
あとそうそう、スリランカには全部で6種類くらいのバナナがあるそうで、日本のとは食感や味が違うの!
個人的には柑橘系の酸味があるバナナに感動。
夕方には大統領が日本のために開いてくれたお祈りの式典に参列。
ちなみに白い衣装がなかったので買い物に行ったのだが
このときクレジットカードを返してもらっていないことに出国するまで気が付かず。汗
ODELってスリランカでは割とちゃんとしたブランド店って感じだったので油断した。反省。
式典には我々の他にもJICA関連の現地日本人200名ほどが出席。
また、国営放送がこの式典の中継をしていたらしく、後日「君たちTVで観たよ」と言われる。
これ、報道を元締めしてる役人のシルバさんが配慮してくれた可能性大。
(シルバさんは前回の来日でもお会いした愛嬌たっぷりの素敵なおじさん)
<笑い話メモ>
隣に座っていたジャガットが電話に立った直後
1羽の鳥が颯爽と飛来し、ジャガットの椅子に糞を直撃。
でも「座ってるときじゃなかったなんてすごく運が良いね」とプラス思考。
そんなジャガットが好き。
3/28
コサージュの製作を依頼している工房へ。
日本の伝統工芸と同じような現象がやはりあって、職人さんが絶滅寸前。
オーストラリア政府がファンドを作って保存に貢献している模様。
我々も貢献したいという思いを強める。
その後ジャガットが会長を務めるグリーンクロスの事務所で
スタッフが買って来てくれたサンドイッチを食べる。
これが何気にめっちゃ美味しかった。
次に行くときも「あれ食べたい」って注文するかも。
しばらくしてから宝石商を招いて屑宝石の品定め。
…のはずが、あれあれ、みなさん個人的に普通の宝石を買ってらっしゃいますが…
日本のセレブ婦人に電話して何が欲しいか聞いてますが…
いやいや、その後しっかりお仕事モードに復帰。
ああでもないこうでもないと戦略会議。
コンチネンタルをチェックアウトして
この日から空きが確保出来たヒルトンに移る。
ところが1部屋だけ何故か障害者用でバスタブがない…
仕方がないので出先では基本バスタブを使わない僕が入ることに。
なんでもないやと思っていたが、排水口が貧弱で気付いたときには洗面所が大洪水。
危うく部屋まで浸水するところを慌ててバスタオルで防ぐ。
次からはちゃんとバスタブある部屋を要求しようと心に誓う。
晩はヒルトンの「芳せん」という日本料理屋さんにて。
(芳川先生の略ではないので悪しからず)
ここでビジンリジ(「美人の日本スリランカ教育協会理事」の略※)の体調が急激に悪化。
各自部屋に戻る。
実のところ僕も長時間の車移動が相当キツくて、部屋に戻ると速攻で爆睡。
(風呂場の大惨事は翌朝の出来事)
※ジャガットがビジンリジ、ビジンリジ言うもんだからスリランカ関係者みんなが「ビジンリジ」と呼ぶ
3/29
マーケットで素材探し。
本当はインドに渡って素材探す予定だったのだが
現地で調達出来るならそれに越したことはないだろうということでスリランカに残ることに。
「コレコレ!」と納得行く素材にはなかなか出遭えないのだけど
とりあえず許容範囲のものをかき集め、サンプルを作って送ってもらうことに。
途中、タトゥーだらけのめっちゃ怖い兄ちゃんにガン見されてたらしいのだが
本人は全然気付かず、背広に麦藁帽という奇妙ないでたちで鼻歌混じりに市場を闊歩。
我々が危ない目に遭わないように気を付けてくれてただろうから
きっとジャガットはハラハラしてたと思う。
いっぱい心配りありがとうね。
次はジャガットが校長に赴任する建築中の加圧大学を見学。
屋上からの眺めは楽園そのもの。
半年に一回くらい講師に呼んでくれないかなあ。
加圧大学の事務所でミルクティーを頂く。
さすがスリランカ、絶品。
ここではモーリシャスが対インドFDIでトップに君臨していること
その独走にスリランカが待ったをかけるべきこと
などを熱く語る。
「ジャガットの功績でスリランカを発展させて無事外務大臣のポストに座ってもらう」
それが現在の僕たちのビジョン。
今度は再びグリーンクロスの事務所に場所を移してお土産の交換など。
また、とある自動車販売ディーラーから依頼のあった事項をヒアリング。
基本的に「日本にとって不都合なことは法律を変えさせてでも対応する」というスタンス。
これは非常に心強い。
今のところ帰化制度や永住ビザはないけど、希望者が多ければ実現可能っぽい。
その後ジャガットの奥さんと合流してヒルトンに戻り、少し遅めのお昼を芳せんで食べる。
奥さんは弁護士で英語が出来るので、スリランカの法律について少し教えてもらう。
相続の規定は日本と近いけど、遺留分がないなどの違いがある。
会社の機関にはインドの「会社秘書役」みたいなものがあって、必要資格は弁護士。
などなど。
ちなみにビジンリジは昨晩ほとんど食べられなかったのがよほど心残りだったのか
鍋焼きうどんを再注文。
その後は結構長いことロビーで過ごす。
途中で大統領の宗教顧問ガラガマさんがいらっしゃってミサンガを結わえてくださる。
<笑い話メモ>
ガラガマさんがコーヒーについてきた透明の液体が何か分からず困っていたところ
ジャガットが「シロップだからコーヒーに入れるんだよ」と説明。
ガラガマさん言われた通りにするも、甘くならないので怪訝な顔。
残った液体を口に含んでみると…
なんとそれはお口直し用のただの水!
ジャガット大笑い。
スリランカで恐らく3本の指に入るくらいの高僧になんということを…
でも一緒になって爆笑するガラガマさん。
なんかこの感じ、いいなあ。
晩は三度芳せんにてクリケットの試合観戦。
実はクリケットのワールド杯がコロンボで開催中で
(ホテルが混んでたのはこれのせい)
この日がスリランカ対ニュージーランドのセミファイナル。
野球でいうともうベンチにピッチャーしか残ってない状況で
3点差9回裏ツーアウトランナーなし、みたいな絶体絶命の大ピンチ。
サポーターたちも意気消沈、お通夜みたいな空気が流れる。
ところがそこからスリランカが奇跡の大逆転勝利。
それはもうお祭り騒ぎ。
そんなわけで僕もすっかりクリケットの虜に。
4/2の決勝戦はスリランカ対インド。
ネットで速報チェックしながら応援するぞ!
3/30
丸一日かけて帰国。
途中、香港で4時間くらい時間があったのでマッサージ屋さんへ。
日本を出る直前に痛めた腰はすっかり快復。
関空からはビジンリジのご主人(詳しくは書けないけどすごい人)が車で市内まで送ってくださる。
おかげさまで予定よりだいぶ早く帰宅。
そんなわけで一度も下痢したり体調悪くなったりすることなく無事終了!
我が心の友、ジャガット