最近は朝方が涼しいを通り越して寒さを感じます。
私は行政書士と日本語教師の二足の草鞋を履いています。
日本語教師の方が行政書士よりもずっと長くしてきました。
昔は専任講師でしたが、行政書士と日本語教師の両方をしたいため、
今は非常勤講師で契約しています。
週2回、午前中だけになってしまいましたが、
それでも教室に入って留学生と一緒にいる時間は楽しいです。
学生は色んな考え方をしていますが、
入国時は一様に夢を持ってやってきます。
その目標に向かって邁進している人、目標を見失ってしまっている人、
挫折している人が同じ教室にいます。
どの子も手助けしてあげたいと思っていますが、
現実はそんなに易しいものではありません。
毎年力不足を感じます。
次の進学先を決める試験、入社面接。
皆が希望通りに行くわけではありません。
同じ教室で、笑顔炸裂の人、悔し涙を見せる人・・・
そんな時期に入ってきました。
私が授業している学校は、感染対策をしての対面授業形態です。
夏休み明けから、ポツポツと欠席する人が出てきました。
最初は???な感じでした。
受験や、会社面接にしては、まだ少し早いんじゃない?
実はこれはワクチン接種をして副反応が出たための欠席が大半だと
後で分かりました。
クラスの大半が接種を希望しており、そのほとんどが2回目を打ち終わっている感じです。
これに代わって、受験、会社面接での欠席者が出てきました。
今授業をしている学生も、
たまに腹立つこともありますが本当にいい子達です。
(皆20歳を過ぎてますが、私にとっては子といった感覚です)
日本語が少し下手だって、5年、10年いれば
上手くなりますよ。
人付き合いが下手くそで目つきが悪くたって、
正確のいい人間もいますよ。
大学院、大学、専門学校、会社の人達に、
それが伝わってほしいなあと切に思います。
彼等と過ごすのも、あと数か月。
寒くなってくると少しこんな事を考えます。