こんにちは、天王寺区「心と関係性の相談室 RE」の宮崎です。
今回は、新聞の記事から、最近、問題になっているネット依存について書きました。
「ネット依存 中高生52万人」 2013年8月2日朝日新聞に掲載より
厚労省の研究班の調査推計で、全国のの52万人の中高生がインターネット依存の疑いが強いと言われています。
《ネット依存の危険度が判る質問項目》
・ネットに夢中になっていると感じるか?
・満足の為使用時間を長くしなければと感じているか?
・制限や中止を試みたが、うまくいかないことが度々あったか?
・使用時間を短くしようとして落ち込みやイライラを感じるか?
・使い始めに考えたより長時間続けているか?
・ネットで人間関係を台無しにしたことがあるか?
・熱中しすぎを隠す為、家族らに嘘をついたことがあるか?
・問題や不安から逃げる為ネットを使うか?
などの8問中5問以上あてはまると、「依存の疑いが強い」と分類されます。
また、ネットを多く使う為に夜中まで続けてしまい、「寝不足」「朝が起きれない」「昼夜逆転」など日中の生
活に支障をきたすようになってしまいます。
ネットは便利で楽しいものですが、気づけば、自分の生活にどれほ影響しているかを考えてみることも大切です。
依存と言うのは、アルコール・薬物・タバコなどの物質に対する依存と、ギャンブル・買い物・セックス・恋愛・摂食障害・リストカットなど行為に対する依存に分けられます。ネット依存は行為に対する依存です。
依存の問題は、意志を強く持っていたら、止めれるような単純なものではありません。多くの依存の問題は周囲が説得したり、注意して解決するものではないのです。
依存にかかっているほとんどの人が、自分自身でコントロールが効かないことに悩んでいます。しかし、周囲が問題について強く言えば言うほど、却って、素直に認められず抵抗を示す傾向があります。否認の病気とよく言われてます。
依存の否認の問題
1)それほど問題視するものではないと問題を過少に考えてしまう否認
2)今止めなくても、いずれ止めれば良いという否認
3)起こっている問題より、得られている利点の方が大きいと考える否認
4)自分だけで簡単に止めれると過信する否認 などがあります。
本人が自分で問題意識を深める為には、周囲がうるさく注意したり、コントロールしようと躍起になるより、本人自身がどれだけ嵌っているか自覚してもらう必要があります。そうするには、ネットををやっている時間を記録をつけ、どれだけの時間を費やしているか、その事で何を得て、何を失っているかを見直すことや、どんな時に多くの時間を費やしてしまうのかを検討していくことが大切です。
そして、ネットで得ていると考えていることが、本当に必要なのか?また、他の事でも変えていけれるのか?どうかを試していく必要があります。
一人で行うのは困難な作業です。自分を見直す為に、専門機関や自助グループを活用するのも依存から解放される方法のひとつです。






