おはようございます
一昨日は約100キロ先の不動産&財産調査。
公正証書遺言書作成にかかる、財産目録作成、そして財産の分配を考えるための調査です。
当事務所ならではのメニュー
財産調査は相続後の手続き業務をおこなうため・・・または遺言書作成等生前の相続対策のために、行政書士など相続業務に携わる士業は当然にされることと思いますが、不動産調査についてはされてないのでは、ないでしょうか。
これは当事務所の独自メニューになっています。(もちろん報酬をいただいております)
増え続ける空き家の社会問題は、不動産が財産として受け継がれていくものだけではない・・・という背景もあります。
空き家のご相談は、売却を依頼した不動産屋さんに放置され続け、または相談にさえ乗ってもらえなかった結果、NPO法人空き家相談センターに辿り着いた・・・ということも少なくありません。
つまり、「売れない」「活用できない」 不動産があるということです。
何ができるかは「知る」ことからスタート
相続人が住むのなら問題ありませんが、住まないのであれば、活用か売却を考えます。
しかし、需要の問題、法律上の問題でそれが、かなわない・・・
不動産会社勤務時代に見聞きしていた不動産相続についての争いは奪い合いだけではなく、押し付け合いも増えてきています。
遺言書を作成することが、相続争いを防ぐため・・・であるとするならば、遺言者は、(推定)相続人のためにも、所有している不動産について、まずは知ることが大切です。
その上で、「どうするべきか」「何ができるのか」を考えながら、遺言書内容を一緒に考えていきましょう
サポートする士業も、自身で調査まではできなくても、ご相談をいただいた際の最低限の不動産知識・・・そして連携できる不動産業者との繋がりも必要だと思います。
その他士業、保険業、生前(遺品)整理業・・・ご相談があった際に繫ぐことができる信頼できる人脈づくりが必要です。
同業との連携
ご依頼いただいただけあって、なかなか一筋縄ではいかない調査でした。
10時過ぎに現地に到着・・・そして市役所、法務局、土木事務所・・・
とあることが発覚し、閉庁時間ギリギリまでいても足りない・・・帰宅は午後7時(朝9時に出発したのに)
もう一度、行かなければならないかもしれませんが、また時間がとれるのか・・・が不安なため、近隣の同業同期に依頼し、連携して進めていくことも念頭においています。
信頼できる同業間での仲間づくりも大切ですね。
そういう意味では、共同事務所のパートナーは一番信頼できる仲間です。
現在、いろんなことを話合いながら事務所開設に向けて準備していますが、それぞれの得意や持ち味を活かした事務所にしていきたいと思います。
次回はアメンバー限定で書かせていただきます