正しいことをしているのに、気分が晴れない

なんて不思議な気分を味わったことはありませんか?

きちんとやることやってるのに

きちんと正しいことを言ったのに

きちんとしてるのに

何故か気分が重い。

とすると、1つの考え方が出てきます。

「正しい」ことが人の気を晴らすとは限らない。

もしかしたら、この考えを受け入れられない人もいるでしょう。

でも、実際に気分が晴れてないんだから、こうとしか言いようがありません。

例えば、学校で「みんなと仲良くしなさい」とよく言われたでしょう。

でも誰とでも仲良くするなんて、普通はできないですよね。

クラスの中、会社の中には必ずウマが合わない人もいます。仲良くしたくない人もいます。意地悪してくる人もいます。

これが会社や教室の中なら、その人と距離を置くこともできます。

でも、顔を合わせなきゃいけない時もありますね。

相手が親戚や家族ならなおさら。

そして真面目で優しい人は、仲良くできない自分を責めたりもします。

だったら、会わなきゃいいんです。

相手が親戚だから、家族だからって、会う理由にはなりません。

第1、貴方が会いたくないって思ってるなら相手だって会いたくないことがほとんどです。

相手が何故いじわるしてくるか、いじめてくるかって、貴方が目の前にいるのが嫌なんですよ。

そして貴方もその人が目の前にいるのは嫌でしょう?

だったら互いに良くはありません。

仮病でも何でもして、会わないようにするんです。

真面目にその人と会ってしまうから、互いに嫌な気分になります。

世の中には、会いたくない人と会うことが大事だとか、それが修行とかおっしゃる方もいます。

何のための修行でしょうか。その修行で得られるものは何でしょうか。やりたくもないことをやる、忍耐力?その忍耐力は貴方を幸せにしてくれますか?

「正しい」ことに縛られると、他人の人生を生きてしまいます。

何故ならその正しさは、誰かの正しさであって、「貴方の」正しさではないからです。

何故、正しいことをしても息苦しいかって、自分の中の正しさを押さえつけて、誰かの正しさに沿って生きてるからです。

じゃあ、貴方の正しさって何なの?

それは貴方がスッキリした気分でやれること、スッキリした気分で生きられることです。

世の中で絶対的に正しいことは「生きること」「健康である」ことです。

自然体であることが1番の正しさです。

自然体とは、鳥が空を飛ぶこと、魚が海を泳ぐこと、獣が大地を駆けること。

やりたくもないことをやる、やりたいことをやらない、これは自然体ではありません。

会いたくもない人と会う、会いたい人と会わない。これも自然体ではありません。

じゃあ、自然体になるにはどうするの?

それは次のブログで書くことにしましょうか。

え?
自分から何かを奪おうと近づいてくる人、自分をいじめることで気分を晴らそうとする人はどうするか?
論外です。貴方の人生から排除してください。