こんにちは!
また更新が滞り…
ダメだなあ・・・・・
コロナ渦で、動きが制限されて、大好きな夏をなかなか満喫できず。
本当にストレス溜まりますね
行けるところといえば、人気のない夜の磯。
この夏は、闇磯に逃げることがほとんどだった気がします。
それでも好きな釣りができただけ幸せだと思わないとですね
ところで、夏といえば、僕の大好きなメバル釣りは完全なるOFFシーズン
梅雨時までは大型メバルの釣れる場所が存在するし、僕もその条件を満たした全国のポイントをそこそこ把握してるので、7月初めまでは毎年楽しんでました。
しかし、今年はさらに気合入れてポイントを丹念に丹念に探り、8月に入っても好釣果を出すことができたんです
今回は釣れた要素を少し細かく書いていきたいと思います。
長くなりますが、ぜひ参考になれば
ポイント選びの要素
①大きな潮流が近くを流れている
②その潮流が掠める半島
③半島のなかでも岬状のポイント
④ウィードの有無
⑤海底がゴロタ状
⑥大小のシモリが点在
⑦付近にディープエリアがある
⑧沿岸はシャロー帯も存在
⑨人がほとんど入らない
⑩人工的な灯りが届かない
僕は上記の10項目をより多く含むポイントで結果を出しています。
メバルは高水温が苦手なのは知られていると思いますが、もっと大事な要素として、
水温の変化が激しいところも苦手ということ。
潮通しの悪い内湾は、水温が上がりやすいですよね。
満潮干潮で潮が動いたとき、夜間などの度に水温が下がって、また日中高水温に・・・
これは魚全般にとって厳しい環境です。
近くにディープエリアがあって、潮流が激しい場所は年間を通じて水温が安定してます。
その恩恵を存分に受けるのが半島の岬状のエリアなことが多い気がします。
また、メバルは分類上は根魚。
ウィードやゴロタ、シモリなどの隠れる場所が必要です。
そういったポイントは同時に食料も豊富なので、メバルも非常に住みやすいはずです
そして、ベイトなどのすばしっこいものを捕食する場合は浅場へ追い込んで捕食するフィッシュイーターの習性上、シャローも必要になってきます。
そしてメバルにとって一番のネックが人的プレッシャー
人がひっきりなしに入り込むような釣り場は騒がしいし、夜間はヘッドライトをビカビカ海中に向けて照射している残念な釣り人ばかり・・・
さらに夜行性のメバルにとって常夜灯や車のライトなどが常時点いてる場所は、多少なりとも悪影響があるでしょう。
こんな理由から、①~⑩の条件をクリアすることが大型メバルのポイントとして重要となってくると思っています。
僕が今、平日単身赴任で滞在しているO県では、これらの条件をクリアしているポイントが多く、僕も1年かけて相当一生懸命に新規開拓し、自分自身で探し当てたポイントはざっと50か所以上にのぼります。
昔から全国いろいろな県で釣りをしてきて、一人でポイント開拓してきたので、
その辺のアンテナは人より優れているようです
現に、O県在住のアングラー達も何度もガイドしましたが、
ほとんどのポイントを知らなかったので驚きです。
あまり開拓意欲が無いのか、アンテナがちょっと・・・って感じちゃいました
僕の結論は、「豊かな海のアングラーは鈍感」に落ち着いてますwww
さて、釣果ですが、
こちらは8月1日、満月4日前の中潮の釣果
月が沈む午前2時半から1時間の釣行でキャッチした33cmのクロメバル
1.8g#3のシラスヘッドにキメラベイトのたくあんカラーを足元のスリットへ、ピッチングで送り込んで、テンションフォール中にひったくって食ってきた元気のいい奴でした
これも地元アングラーを案内してるときに感じたんですが、
みなさん足元をスルーしすぎということ
ライト点けたまま波打ち際まで無造作に近づいて、一投目をフルキャスト
たまたまかと思いきや、毎回のこと。
僕からすると本当にもったいない
足元にデカいのいるんですよ
僕が案内するようなS級ポイントではシモリやスリットがゴロゴロあるんで、
そこらじゅうが大型のポイントなんです。
ただ、足元なだけに、アプローチも非常に大切で、ライトは赤灯!できれば手で隠して足元だけ照らす。波打ち際の手前で消灯!足音も極力忍び足!
これで足元をピン打ちすれば高確率で食わすことができます
これをできるアングラー、本当に一握りしかいません。
ライトダメだよ!の助言が不服そうな人も多い
でもそういうアングラー程、尺メバルが釣れない。
もちろん安全確保が最優先。
それを確保しつつ、極論、磯を這いつくばるようにゆっくり近づけば、
コケたり怪我したりすることは、僕はありませんでしたから
静かに違和感を与えずアプローチすることは釣り全般に言えることなんですよね。
基本的に相手は魚。魚の大部分は自分より大きな人間は怖い存在な訳ですよ。
ましてや一日一日を死と隣り合わせ
で生きてる野生の生き物たちの警戒心は尋常じゃないです。
その中でも一際警戒心が強いから、生き残って大きくなっているのが大型の個体であり、尺メバルなんです
あとね、魚掛けて少し型が良くてやり取りに苦戦すると、ライト点けたがるアングラー・・・
ライト点けたからってキャッチ率上がるわけじゃないです。
ランディングポイントのイメージは、事前に描いておきましょうね
それなりのポイントに行ってるのに大きい個体が釣れない・・・という方がいたら、
アプローチと最初の一投を見直してみるのもいいんじゃないでしょうか?
これは8月6日大潮4日目の日没1時間後から月の出までの1時間に短期勝負で獲った31cmのクロメバル
これは潮が広く流れるシャローポイントで、15m程沖の隠れシモリの際をトレースして食ってきました。
使用ルアーは、2.3gのメババイブヘッドにキメラベイトのときわぎん。
そのあと46cmのマダイも食いました
翌日
8月7日中潮1日目、この日も日没1時間後から月の出21時29分までの1時間半の短時間釣行。
林の中の獣道を降りて行って着く地磯。
足元から28cmのクロメバルを2本獲った後、10m程沖に顔を出している大きなシモリとシモリの間の水道、幅は1mぐらいの間に1.8g#3のシラスヘッドにメバズキワームのクリアパープルをキャスト。
水道のシモリ際で、潮に流されて“すうっ”とワームが流し込めた瞬間、グンッ!と食ってきました
グイグイ突っ込むのを超ゴリ巻きしながらシモリから引き離して足元のシモリにも注意しながら抜き上げた瞬間にデカい!と実感。
ムッキムキの筋肉質な35cmのクロメバルでした
その後の日程でもつれ続け、
8月11日、小潮の月の出の前、傾斜のある地磯から狙うポイント。沖の沈みシモリ群の上を1.5gシラスヘッドにメバズキワーム クリアパープルを通して食ってきたアカメバルの30.5cm
1.3gシラスヘッドにキメラベイトのあからめをセットして足元のエグレにふわふわ落とし込んで食わせたアカメバルの泣き尺2本(30cm)
8月13日、小潮最終日の月の出の前1時間で、ゴロタ場が続くポイントのドシャローのシモリ横を1.3gのメババイブヘッドにキメラベイトのたくあんを水面直下で食わせた1匹。
クロメバルの31cm。
8月16日中潮1日目の下げで、シモリを渡りに渡って沖まで進み、各シモリ間のワンド状になったスポットでクロメバルの群れを発見
28cm前後のクロメバルを30本ほどキャッチ
アジも良型が混じり、少し沖側をリフト&フォールのフォール中で25cm前後を20本ほど。
こういう風に、良型が釣れていると、これが正解!と思いがちですが、
こんな時、尺クラスは別の狙い方をしないと釣れないし、時合を逃してしまうことが結構あります。
現に何度もガイドしてあげた友達も、良型が釣れ続けると、その場所から動かない。
だから尺を獲れないんですけどね・・・
そこに気づければいいけど、なかなか難しいかな
で、潮が満ちてきだすタイミングで良型が爆ってるワンドを捨て、その外側のシモリの角のヨレをピンポイントで落として流し込む。
一投目はシモリに乗せてしまい根掛かり
今度は1.8g#3に変えてピッチングで際ギリギリへ流し込んで“フッ”とテンションが抜けたので仮アワセするとグイグイと良型の手応え!
抜き上げてみると33cmのクロメバル
良型に目がくらまず、この見極めが大事!
8月18日新月大潮
待ちに待った新月周り
シモリ群が楽しいポイントへ
点在する大小さまざまなシモリを打って27cm前後のクロメバルを30本程拾って行く中、潮流のヨレが絡むシモリ際で33cmと31cmのクロメバルをキャッチ
8月28日長潮、この日は時間が無かったので、月が沈む時間に入れず・・・
月明かりを遮るぐらいの水深のあるポイントに入って大きなシモリのシェード側、そこに2.3gのメババイブヘッドにキメラベイトあからめをキャスト。
落とし込む際にアタる感触はアジ。
試しにアワセてみると28cmのアジ
アジしかアタらないので、3gでボトムバンプさせるも食わない
ここ最近、早巻き等のスピードに難ありな傾向になってきている気がしてたので、
試しに1.3gにメバズキワームクリアを付けてゆっくりゆっくりリトリーブしてくると、シェードから出る際でヒット!
32cmのクロメバルを引き出せました
8月は合計8本の尺メバルをキャッチ
2019年12月4日からスタートした今季の尺メバルハント。
現在トータル122本の尺メバルをキャッチ
9月は1年で一番水温が高い時期でしょうから、尺メバルも一番釣りにくい時期。
ポイントをさらに見極めて1本でも獲ることが目標です。
では、長文でしたが8月の尺メバルハントの投稿でした