「 鍵 」 | SENA-BLOG

SENA-BLOG

This blog is my selected poems.

 

SENA-BLOG

 

ⓦⓔⓛⓒⓞⓜⓔ..:*♪

✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大切にしまわれていた

紫の布から 二つの鈴が付いた 

くびれの凹凸のカギがある

  

 

そのカギで 

憧れていた初めての

大切なカギ穴を あける

  

 

カギは 

カギ穴に入れたら

 しばらく 

そのままにしておく

 

 

  カギ穴との 相性がいいのか? 

このカギでいいのか?

 

 

狭い洞窟のような坑道

先の見えない

トンネルのよう

自然界の

天井から水滴なのか?

 

 

カギの周囲を

その粘性の液で覆われ

 

 

狭い坑道

台車の潤滑油のような?

狭くどこまでが突き当りなのか?

このカギで到達できるのか?

 

 

 カギを差し込んだまま 

そのままにしておくと 

きっと 合わせ方が

見つかるのではないのかな?

  

 

カギは差し込んだら 

奥の突き当りまでの 

カギとかぎ穴の

構造が分かってから 

徐々にカギを 回し始める

  

 

カギの頭で

かぎ穴の奥の壁まで

ゆっくりと揺り動かす・・・

ようにしながら 

  

 

側壁への

カギの先の当たり具合を

その感触を

確かめながら ゆっくりと 

 

 

カギ穴を 横揺れさせるように

しながら 

カギを奥まで差し込む

  

 

一定のリズムで 

カギとカギ穴との相性を

脳内に描きながら 

  

 

カギ穴を揺らし 斜め上にも 

カギの頭の先を 押し当てて 

その感触を 

カギは知らなければいけない

 

 

 その繰り返しの中で 

カギ穴が作りだされる

機械構造の潤滑油が 

思い起こされたかのように

  

 

カギへも伝わり 

カギとかぎ穴の

相性はよくなっていく

 

 

 最初はソフトに 

ゆっくりとしっかり 

その構造を思い描いて 

 

 

 ただ ガシャガシャと 

カギ穴を廻してはいけない

 

 

 しっかりと 時間をかけて 

相性を確かめながら 

カギを奥まで刺してゆく

  

 

そして 

引き戻す時

引っ掛かりを覚えて

また

差し込む カギ穴の奥まで

 

 

 なんども 何度も 奥まで

そして 

引き戻して 奥まで  

 

 

奥の柔らかい壁

カギの先があたる突き当りまで

 

 

その繰り返しが 

お互いの  へと変わる

 

 

 

 

 

 

2026-05-24   Sena❧

ᵗʱᵃᵑᵏᵧₒᵤLᵒᵛᵉᵧₒᵤ♡.°

✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡

 

"keyword."

 

「半信半疑=傷つかないための予防線」

 

 

 

Mr.Children「しるし」

keiko-2023

 

✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡

 

 

 

 

Ꭲʱᵃⁿᵏ Ꮍ༠ᐡ⋆ ℒℴvℯ……Sena❧
✎︎____________