Instagramで一時期話題沸騰になり、店頭在庫も枯渇する現象が起きた

DAISOのミラーデジタル時計。

地元のDAISOに売っていたのでその場で買ってしまいました。

 

外箱

 

鏡面に時間、日付、気温を表示させることのできる多機能デジタル時計です。

 

 

給電方式は単四電池3本、または同梱のUSBケーブルによる給電の二種類です。

 

乾電池を入れた状態でUSBで給電し、USB電源で優先動作させ、電池はUSB電源が

断たれた時のバックアップとして使う

説明書を読んで推測できた推奨給電方法はこんな感じです。

 

「乾電池のみのご使用時は電池消耗が激しいため、一時的なご使用をお勧めします。」とも明記されてました。

 

そのため、乾電池のみの使用時には操作をしなければ15秒でディスプレイが消灯する機能も備えられています。

 

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ここから先は本来の用途と外れた行動となるため、本ブログの参考により読者様に何らかの損害が発生したとしても、当方は一切の責任を負いかねます。

 

では早速基盤を取り出して通電。

 

カッターや曲尺を使って鏡面部分を剥がし、四か所あるツメを取れば簡単に分解できます。

その後裏にあるネジを2本外せば基盤が完全に露出します。

 

中には7セグが入っているのではなく、チップLEDが8の字形のトンネルを通っている形でした。

写真だと分りにくいですがフリッカー現象が肉眼でも分るレベルで起きています。

またのブログでシャッタースピードがどこまで耐えるのか確認してみようと思います(笑)

 

24時間表記を行う際、一桁目は1と2しか表示されないからチップがLEDは一つ欠けてました。

 

チップLED1個10円でみても32個?320円だとしても、その他パーツ、ケースなどの諸費用を足しても500円で元が取れるのだろうか、、、

 

 

 

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さて、タイトルにもあるように今回は改造前提で購入しているので早速やっていきます。


 

常時点灯させるわけではないにしろ電池の交換をするのは面倒だし、かといって常時USBに接続するのもインテリアとしてはもったいない代物だし。

 

・・・

 

ハイッ決めました。

電気二重層コンデンサ(スーパーキャパシタ)を内部に組み込み、給電先を電池側の端子とUSBの選択式(厳密にいえば双方同時入力)に改良し、乾電池を使わず、USB電源による定期的なスーパーキャパシタの充電によって動作させるようにしよう。

 

どうしてこのような回路構成にしたかというと、

乾電池の代わりにUSBで短時間でスーパーキャパシタを充電させ基本は電池側に入力し、15秒で消灯させることで電力の消費を最小限抑え電池を買って交換したりする手間を抑えたかったからです。

 

素直に常時給電しろよと思った方はブラウザバックしてください(^^)/

 

 

用意したパーツは

 

・2Pトグルスイッチ×1

・電気二重層コンデンサ5F3V×2

 

これだけです。


 

 

工程

①USB電源のVCC側をパターンカットして、直列接続したスーパーキャパシタに直結し充電回路を構成

②①の回路のVCC側を電池側に常時給電させる

③①の回路のVCC側をトグルスイッチにより電池側のみ、電池側・USB側双方に入力する選択できるようにする。

 

パターンはDCジャックのスペーサーを外した後に裏側からスマホのライトで照らせばすぐにわかるのでその箇所を彫刻刀等で削りました。

 

 

 

そのほかに、点滅するコロンは夜時間を確認する場合に鬱陶しいから回路を独立させ常時点灯させよううとしましたが、面倒だったので取っ払いました。写真の右下部分に二か所外した跡があると思います。

 

ちなみにトグルスイッチはUSB電源の取り入れ口付近の通気口の間に良い隙間があったのでそこに取り付けました。

この状態が電池側のみに給電をする定位の扱いです。

 

 

 

逆の手順で組み戻し、USBで充電したところ無事動作しました。コロンが無くても時間を読み取るには十分な見た目です

今朝の10:00にフル充電して時間を合わせ、同日の21:05までは時間のズレもなくしっかり動作しています。

消灯モードだとそれ程電力の消費はしないのでどこまで持つのか、お正月休みの内に検証しておきたいと思います。

 

 

手間のかからず扱いやすい物にしたい…!という私の理想を大方叶えるために要した作業時間は一時間程度だったかと思います。

 

 

配線用のコードを切らしていたので空中配線が多めなので、キャパシタの増設を検討することがあればより安全な配線に交換しようかなと思ってます。

 

最終目標は太陽電池を使って充放電のサイクルを自己で完結できるようにすることですが、私も気分屋なもので配線の改善すら手がつかない可能性がありそうな気がします。。。

 

~結びに~

新年あけましておめでとうございます。

今年はここ数年コロナで落ち込んでいる社会環境が改善されていくことを願います。

 

 

 

END