自分の心を感じる
悲しい…
辛い…
しんどい…
自分のそんな気持ちがよくわからなくなってた。
去年12月に妊娠がわかり病院に行ったけど胎嚢しか確認できず…前回の流産を思い出しまたダメかもと思ったけど2週間後元気な心拍確認できてホッと迎えた年明け。
なんとなく悪阻が急に軽くなり不安になりつつ病院で赤ちゃんが動かなくなっていて…流産確定。
そして今日無事に手術も終わった。
今回の流産。
わかった時点で涙は出ず。悲しみよりも来てくれたことに感謝を感じて、きっとまた来てくれると期待して気持ちは切り替えられ、心も大丈夫だった。仕事もスタートしたし、普段通りの生活に。
そんな中、坊やくんが胃腸炎。結局お仕事休ませてもらいゆっくりと過ごす時間ができた。
今思えば坊やくんが休ませてくれたのかなとも思ったり…。
そしてたまたまスタッフと会って話した時間が私の気持ちに気付くきっかけに。
私よりも私の身体を心配してくれる仲間たち。
『大丈夫?泣いてもいいんだよ。』とギュッと抱きしめてくれたことで私の中にあった悲しみが溢れてきて涙が止まらなくなった。
全然大丈夫じゃなかった自分に気付いた。
悲しくないはずもなく、
心も大丈夫なはずもなく、
強いわけでもなく、
我慢してないわけでもなかった…
自分でも気付かないうちに悲しみを感じないようにしていた自分に気付いて涙溢れた。
それから涙は枯れることなく自然と何度も出た。
今日の手術待つベッドの上で涙した。
自分の気持ちに正直に。
長年の癖で自分の気持ちに蓋をするようになってしまってたなーと。もっと自分を大事にしなきゃ。自分の気持ちをしっかり感じる。自分の気持ちをちゃんと出す。その大切さを教えてくれた妊娠だったなと。そして1人じゃない、周りには支えてくれる素敵な仲間や家族がいるってことも。今回の赤ちゃんが命をかけて教えてくれた。
今は心の底からありがとうの気持ちでいっぱい。
手術の帰り家族LINE。
今回の流産をきっかけにお父さんの死についてそれぞれの想いを振り返る時間。42歳の働き盛り、癌で天国へ行ったお父さん。あの時実は家族を思って泣けなかったお母さん。長い時間かけてお父さんの死を受けていれられるようになった私たち兄弟。そして今も家族みんなの心の中に生き続けているお父さん。そんな話をするきっかけになったことにも感謝。ほんと自慢の家族。
といろいろ考えながら涙しながら帰宅。
『おかえり』と笑顔であたたかく待っててくれた旦那さんと坊やくん。
お風呂も済ませて夜ご飯作ってくれてて。
本当にありがとう。
ありがとうがいっぱいの1日
人生ってすてきだな