「最後に、おじいちゃんが、一緒に
 高野山に行きたいって言うてるよ」

という言葉を聞いて、今日は、
じいちゃんの骨壷を持って高野山へ。

(なぜ祖父の骨壷を持っているのかというのは
 置いといて。笑)

Kyoko Takemuraは、十数年前に流産した
赤ちゃんの想いを持って。

奥の院に向かう途中

「まだ、中に進まないでください」

と、突然言われその場で待っていると、
ものすごく厳かな雰囲気の行列が。

なんと高野山で最も偉いと言われるお坊さんで、
高野山で働いている人も滅多に会えないくらいの
お方らしい。

なんでも、5月に予定していた天皇御即位を記念しての儀式が延期されて、今日になったらしい。

コロナ禍で情報は完全非公開だったので、
ほとんど人もおらず、お会いできたことに、
今日にかける、じいちゃんの本気を感じた。笑

そして、供養の手続きを済ませて、
弘法大師空海が眠る奥へ。

私は、骨壷を抱えて祈る。

京ちゃんは、赤ちゃんの魂が写った写真とともに
祈る。

涙が、溢れてきた。

じいちゃんを思うと、

「どうしてあのとき、
 あんなこと言っちゃったんだろう」

「どうして、もっと
 ○○してあげられなかったんだろう」

と、何故か後悔が出てきた。

でも、祈れば祈るほど、

「幸せやった。幸せやった。ありがとう」

という、じいちゃんの声が聞こえてきた。

私の思い出の中の、
じいちゃんに対する後悔や、罪悪感なんて、
本当にちっぽけなもので、
じいちゃんにとっては、それさえも、
全て幸せだったんだと気付かされた。

また、涙がとまらなかった。

「楽しかったね」

思い出は、それだけでいいんだ、と。

そして、じいちゃんは、私を守ることから解放されて、魂の本当の修行へと旅立っていた。

じいちゃんの最期は、認知症で、
勝手に自転車で散歩に出ては、
帰り道を見失って、家に帰れなかったことが
何度かあった。

だから、お願いした。

「弘法大師様、
 どうか、じいちゃんをお願いします。
 ちゃんと修行する場所まで
 連れて行ってあげてください。
 そして、修行が終わったら、
 また私のところまで
 連れてきてあげてください。」

そう祈ったら、気持ちがスッと落ち着いて
涙も止まった。

生前よく乗っていた青い自転車に乗って、
お気に入りだった青い帽子をかぶって、

「ほな、また」

そう言って、勢いよくペダルを漕ぐ
じいちゃんが見えた。

そして、隣を見たら、
京ちゃんも泣いていた。

まだ色んなことをここで伝えたいけど…

続きは、今週金曜日昼下がり恒例の
Facebookライブで!笑

本当に、最高の1日だった。