本屋に行けば、社会の潮流がわかる。ベストセラーの本、本屋さんが読者に読んでもらいたい本たちがずらりと並べてある。たまには、ベストセラーってどうやって決められるのか疑問に思う。本当に一番売れている本なのだろうか??
私の洞察からいえば、最近の潮流は「ゼロ」と「東南アジア」。
①「ゼロ」。
ゼロ戦に関する本だったり、ほりえもんのゼロ、ゼロから始めるなんとかで、本当に「ゼロ」にまつわる本があふれている。何のメッセージを発信したいのだろうか?安倍さんが掲げている「生まれ変わる日本」なのだろうか。日本人に生まれ変わってほしいのだろうか。いろいろあれこれと考えを巡らせる。生まれ変わるのはいいが、過去のことを忘れるということは絶対にいけないと思う。日本人に自信を取り戻したい。希望のあふれる未来に目を向けてほしい。そういうポジティブな考えは評価できる。しかし、何か方向性が間違っていないか。原発再稼働に向かっていないか。軍事力を強化し、「軍事国家」に向かっていないか。近隣諸国とケンカしていないか。沖縄の住民たちは裏切られていないか。今まで、何が改善されるべきか、何を守るべきか今一度よく振り返るべき。守るべきものが変えられ、改善すべきものがほったらかしにされている気がする。
②「東南アジア」。
ソウルの旅の本を見ようと思ったら、目立ったところに並べられているのはソウル以外に、タイ、ベトナム、カンボジア、台湾。あと季節に応じたグアム、サイパンなどもあった。昔人気だった中国やヨーロッパの旅行の本は棚にしまってある。よく探さないと、目に入らないのだ。中国から脱出して、東南アジアに進出かぁー。若者にもそういうメッセージを伝えたいのでしょうか。よし悪しとはいえないが、なんか考えさせられた。
本屋って実におもしろい。本屋さんによって、発せられるメッセージも違う。本屋さんも一種のメディアだ。
一番大事なのは「自分の考えを持って、流されない」ことかな。
P.S. どこの本屋に行っても、一面に並べられるのは『永遠の0』。。。そんなに宣伝したいのか???
読まなくても発信したいメッセージは何となくわかるが、一度は読んでみたいものだ。