実家の二階の屋根の下にアシナガバチが巣を作っていた。
ベランダで洗濯物を干している時に気付いたらしい。
実家はよく蜂の巣が出来る。
きっと蜂にとって条件がいいのだと思う。
母親は、小さい頃から自分で蜂を駆除していたため、今回もやろうとしたが返り討ちにあったらしい。
幸い大事には至らなかったようで安心したが、このまま放っておけばリベンジを仕掛けかねない。
母親はどこからどう見てもヨタヨタと歩く老人である。
さすがに蜂にはもう勝てないのは火を見るよりも明らかだ。
それに自分では気がついていないのであろう。
早くしなければ、アシナガバチに親を殺されたらたまったものではない。
早速業者へ連絡をした。
連絡をしたのが18時だったので、翌日の朝一で来てくれと頼むと快諾してくれた。
業者が来るまで余計なことはしないよう、その日は実家に泊まることに。
翌朝、9時前には来てくれたので早速駆除してもらう。
伸びる梯子を巣の真下につけて徐々に近づいて行く。
離れた所から見ていたためちゃんとは見えなかったが、手で触れる距離まで近づいていた。
そして薬剤を吹き蜂を駆除していく。
薬剤は強力で、かかった蜂はそのまま落下し、逃げ出せた蜂はいなかったのではないかと思う。
全ての蜂を駆除したら、綺麗に巣を取り除いた。
とった巣を見せてもらうと、びっしりと幼虫が入っていてうねうね動いており思い出すだけで気分が悪い。
念のためといって、家の周りをぐるりと捜索し、別の蜂の巣がないかも確認してくれた。
さすがに慣れた手つきでの作業だったため、あっという間に終わってしまった。
これでしばらくは安心出来ると胸をなでおろし、精算して業者を見送った。
ちなみに、もう蜂には勝てないんだということを必死に説明したが、恐らく」理解はしてくれていないだろう。