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odeshi-jp

閉鎖しました。

こんばんは、お弟子です。

昨夜、血迷って書き始めたLIFE。長いです。

1本で書き終わるはずが、収まりきれず「LIFE 1」としたのですが

結局「LIFE 5」まであります。


延べ5時間くらいかかってんじゃない?恐ロシア


お風呂でさ、10分程度妄想しただけなのにさ、文字にするとさ、

肩こりがする~~~~~~~~~~~~~!!!


どうにもなんないよ、読んでも仕方ないよ。

それでも書いてみた。書いてみたかったから。


妄想を文字にする作業がこんなに大変だとは・・・


ブログでいろいろSFなことを書き続けている方のすごさに気づきました。


自分の経験上、あまり読まれませんよね。長いと・・・

ポエムやエッセイで限界ですよね。


そこをなんとか読んでください。たぶん時間の無駄だと思いますが・・・笑


おじいさんが死んでからの話だから、全然面白くないし、死後の世界ですから

興味ねぇ~っていう声がどこからか聞こえてきます。


それは・・・自分でももう一度読みたいと思わないからです。


もうできてるから一気にアップしてもいいんだけど、

バカも休み休みにって言うし、ゆっくりアップします。


いきなり長い文章5連発だとウンザリするでしょ 笑


だから3日ごとに・・・明日2をアップします。


それでは、お楽しみに~ 笑(読まなくていいです。)

メッセージが来た。誰だろう?と開くとアメーバスタッフから
なぁんだ、事務連絡か・・・笑

で内容を読むとこのとおり

↓↓↓

***********************************

差出人:アメーバスタッフ さん
日付:2012年01月20日 11:45
件名:【アメーバブログスタッフより】Ripreのご案内
こんにちは。
アメーバブログ運営事務局スタッフです。
いつも、アメーバブログをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

このメールは、当アメーバブログを運営しております
株式会社サイバーエージェントのグループ会社、
株式会社サイバー・バズからの依頼によりお送りさせていただきました。

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ご申請を心よりお待ちしております!!
Ripreからのメッセージは以上です。

今後とも、アメーバブログをよろしくお願い致します。


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ふ~ん、ついに選ばれたか・・・と勘違いに喜ぶも虚しい
2週間ほど書いたブログがなぜ選ばれたのか?amebaさんの基準がよくわからないが
思い当たる節がある。
ランキング登録が「ブログネタ」で参加人数が少ないため100位以内に入ったからかな 笑



アクセスし内容を見る。なるほど簡単に言うとモニター募集だね

仮登録しても会員になれる気がしないなぁ。

RIPRE自体で審査基準は公表されていないが、検索すると30万PV/月~3万PV/月だとか・・・
そ・・・そんな 昨日は調子よくて 300PVだよ 笑

無理だ~絶対無理だ~と思いながら仮登録。

そこでブログのジャンルを問われたがメイン「その他」、サブ「その他」では仮登録すらできない 笑
なにぃ~もうダメじゃん。
しかたないサブを「恋愛」としといてやる。

というわけでそのうち不採用なメールがRIPREさんから送られてくるでしょう

ちくしょ~AMEBAめ夢だけ見せやがって!と諦めを通り越し八つ当たりです。

それでは、お弟子が本会員になれることを祈って、一日1000クリックずつしてね

言葉がなくなるとき


話す必要がなくなったから


かける言葉見つからないから


本当は思いが溢れている時なんだ


いい時も 悪いときも


言葉がなくなるとき


静寂を必要とするから


何かを話すより 文字を送るより


静かなほうが自然と思える


思いが重なるとき


言葉は必要でなくなる


繰り返し 願うとき


同じ言葉は何度も伝えなくても


きっと伝わっている


そうわかったとき


ワシは死んだ。

平均寿命より少しばかり長く生き、家族と親類数名に看取られながら

ゆっくりと意識を失い語りかける言葉の意味も分からなくなる眠りの中へ吸い込まれていった。

病院のベッドの上で思ったこと、幸せだった。

いろんなことがあった、一般的に喜怒哀楽を感じ人生の節目と呼ばれるようなことも普通にあった。

何層にも刻まれたしわが笑っているように見えたのは、動かすことのできない手足よりも

自然に表わせた感謝の気持ちとして自分としても誇らしかった。

わずかな遺産で家族がもめることもなかった。ごく普通というのがごく当たり前に派手な暮らしもせず過ぎた時を思うとそれでよかったと思えてくる。

ワシは幸せだ。

 

急に目が覚めた。起きたというよりは急速に癌などという病を忘れ、病気だという概念も無くなるほどの感覚が蘇った。若返ったのかと一瞬、訳がわからなくなった。

白い空間にいた。ひとりの若い男性が立っている。

自分の脳が作りだした産物か、あるいは死へ旅立つ時の夢なのか

あわてて視線を自分の体に戻したがそこにはワシの体はなかった。

そうかこれが死か・・・そう納得するほど考えた世界の答えをやっと見られた気がした。

まぁいいお前はだれだ。存在しない体で声を出したのか、念じただけか判断できないが

白い空間の視点が切り替わる。まるでカメラが動きシーンが変化するように。男性の正面からワシは顔を見た。

孫だ。いや違う。若いころの息子・・・それでもない。あぁ~そうか、やっぱりかぼんやりと眺める体を持たないワシのピントがはっきりとそれが誰であるかを確認した。ワシだ。それも50年ほど前の。

 

語り始めたときには、吐き気を覚えた。もし健康な体があり食事をしていたのなら吐いていただろう。

それほど不快な光景である。自分の意志と記憶とは別にワシの若い体は空気のようなワシに対して語りかけてきた。困惑しながらも聞くほかない。

「お久しぶりです。どうでしたか?人生は・・・」

声にしなくてもワシの精神は若い体に伝わる。ワシは満足している。幸せだったよ。

古い写真で見た自分の笑顔を思い出し、それが目の前で自分に投げかけられている。

お前はワシか?

「この肉体はあなたですが、正しくは違います」

ではお前は誰だ?

「それを正確に表現することばをあなたが持っていません。」

それを正確に表現することばをあなたは持っていません。と反復していることまで伝わっている。

ワシは持っていない。

「そうです。似たように言葉で表すなら神や悪魔や天使です。」

もはや、この世界に驚くまい。それも真実であろうとワシは受け止めた。

現にあるのかないのか、ここ1年ベッドの上でどうでもいいこととして考えてきた死後の世界があり、自分の若い肉体と話しているのである。神、悪魔・・・天使・・・

どうしてワシに?

「それを説明します。もう亡くなっているのですからすべて素直に受け取ってください。」

「まぁ、受け止めるのに時間がかかったとしてもここには存在しませんから関係はありません。」

「ただ最後の選択まで納得と理解をしていただき、決断してほしいのです。」

ワシは受け入れる。そうして何らかの決断を迫られることを知った。

死後の世界において、生きた最後に新たな決断を求められるとは・・・面白いじゃないか。

そう思いながら、自分の録音された声やビデオに映った時の声はこんな風だったかなと考えていた。

 

「まず、わたしがどういう存在か説明します。」

ふむ。そう頷いているのはわたしの精神と意識だけでそれを表す体はもうない。

「わたしはあなたの一部で、生きた時間にして300年弱あなたと共にいました。」

300年も一緒に?

「まぁまぁ、お聞きください。」そう制したのちワシの体は語り続けた。

「それではあなたの82年についてお話します。それはわたしの見た82年でもあります。」

こうして今は亡き両親、家族、家のこと、幼少期から成人になるまで、社会に出てからのこと、結婚、命の誕生、親として、会社のこと、孫、定年、老後、病気、死など

わずか2分ほどでワシの人生のあらすじを語った。

もちろん一部の間違いもなく、自分の人生だった。体がしゃべっているのだから間違いないと感じた。

「その82年間であなたが感じたこと思ったことをわたしは記憶しており、ある記録もしています。」

記録?ワシの中でワシを見ていたから、分かるが・・・記録とはなんだ?

「脳の酸素消費です」

そんなものを記録してどうなる?

「わかりません。ただあなたが人生を終え、振り返った時に一種のグラフのように酸素の消費量を表すことができます。脳は喜怒哀楽に応じて、感情の起伏に応じて、酸素の消費量が違います。単純に言えば強い恐怖を感じたとき酸素消費は大となり、リラックスの状態では最小限になります。」

体の言っていることは理解できるが、それでどうなるのか困惑した。続きを待つと決めるとすぐに体はしゃべりだす。

「それがどの状態であれ酸素の消費が多いということは精神活動が活発であると言えます。」

「それを記録するとどうでしょう。このようなグラフができます。」

白い空間の一部がホワイトボードにように折れ線グラフを表している。横軸は月日もしくは年齢で一番右側で0になっている。縦軸は時間当たりの酸素の消費率だ。

 

体は動いて、プレゼンテーションする者のようにワシの酸素グラフの説明を始めた。

死後に自分の人生のグラフを見るとは、思いもしなかった分興味深い。

そのグラフのワシが気になったところに、すっと体は動き説明を始める。

自分の体から聞く、人生という思い出のアルバムであった。

思春期のグラフの盛り上がりや、結婚後安定した時のこと、息子のことで悩んだ時期、交通事故、老後、妻の死、・・・

一本の線で示されたグラフは右肩下がりにしぼんでいる。

いいように考えれば心が安定したのだが、無感動になったのかもしれない。わずかに震えるグラフにそれぞれの思い出が82年分刻まれていた。

わかった。ありがとう。いろいろ思い出せてよかった。体があれば涙が出たかもしれない。

「ここからが本題です。もう一度人生をやり直しますか?それとももういいですか?」

 

風に煽られ蝶は 枝にぶつかった

ハラハラと地面へと落ち 綺麗な羽根をたたんで横たわる

草は言う

ボクが守ってあげられなかったからだ

大丈夫?ごめんね ごめんね ごめんね

もう飛ばなくてもいいと蝶は言った

それはダメだよ あなたには素晴らしい羽根がある

羽根は心で 多くの愛でできている

綺麗な触角が あなたのセンスとなり あなたを導く

ボクは蝶に見とれたんだ そして蝶になろうと頑張った

でもあなたみたいに なれなかった あなたは特別だよ

夜が来ても 朝が来ても 草は言う

水が欲しいなら 夜露を集める

木陰で休みたいなら 葉を伸ばす

登りたいなら しっかりとした茎になる

あなたが笑うなら 小さな花も咲かせよう

だから 立って

蝶がなんて答えたのかは 草にしかわからない

草は小さな声で 呟く

大丈夫 大丈夫だから 絶対に大丈夫

だから 信じよう ボクも信じるから

あなたが近くを飛んだから ボクは見ていた

あなたが飛び立つまで ボクはここにいる

あなたを守る 草となる だから・・・

草は待つことにした たとえ どうなろうと

蝶が元気になるまで いくらでも待とうと思った

美しい羽根でもう一度 空を飛ぶまで

ボクに話をきかせてよ そう語りかけながら

誰かに感謝する時 ボクはまた優しくなろうと思う


自分になにができるのか そう思う時


何もできていなかったことを知る


誰かにありがとうと伝えたい時 ボクはまだ優しくなれる


自分が嫌いになったって それは過去の自分


今の自分が過去の自分を嫌っているなら


それでいいと 思えた 月曜日

失くしたボタンを 探すような


残った糸が 示したもの


音もなく 静かに落ちた


繋ぎとめるべき 洋服の


しかるべき場所


無理な力を 探し 負荷を思い出す


行った場所 見たもの


過ごし方 気付いた時


足元に転がる 空想


並んだ物から 色と形を特定する


それまでは 当たり前だったのに


もしも 小さな黒いボタンが


暗闇で 見つけられるなら


もしも ボタンを拾ったら


同じ色の糸で しっかりと留めないと


ボタンが見つかるまで その服は着られない


ボタンを探す みたいだね

いくら北風に さらされても

枯れない葉っぱを 持っていたい


自分がどこか 分からなくなる時

進路を示す 星となるのはキミ


だからありがとう キミにありがとう


わたしの葉っぱは 養分を作る

芯まで届けと 光を浴びる


キミが どこかで迷ったら

必ず 迎えにゆくからね


枝をずっと伸ばしていくから

だから 心配しないで


雨も風も防いでみせる

そんな大きな葉っぱになりたいの

木陰で休んでいた。正確には木に留まっていた。

すぐそこの脇を青虫と毛虫が登ってゆく。彼らの話声が聞こえる。

絶対に蝶がいいって鮮やかだし優雅だよ。青虫の言葉に

そうかなぁと良く分からない表情で毛虫は答えた。

じっと深い茶色の幹の凹凸に脚をかけたままわたしは鳴くのをやめて聞いた。

どうやら彼らにとって大人になることが今一番の話題である。

聞き流すつもり、もしくは飛び立つつもりであったが

自分もこの夏まで「大人」になることを夢みて土の中であれこれと想像したものだ。

そして彼らの歩みは遅く、今やっとわたしの頭付近に来たほどだ。

ちょっといいかい?わたしは静かに語りかけた。

話に夢中になっていた青虫が上体をひねりこちらに向いた。

その拍子で危うくバランスを崩しそうになったのを押さえたのが毛虫だった。

いや、この動きからしてたぶん毛虫のファインプレーはたまたまによるものが大きい。

少し慌てた青虫より早くマイペースな毛虫がしゃべった。なに?

たまたま、君たちの会話が聞こえてとても懐かしくなったんだよ。

だからチョットだけお話しないかい?

青虫が迷惑そうに答える、ボクたちお腹が空いててそこの葉っぱを食べに行く所なんです。

ちらりと毛虫が青虫を見たが、続ける言葉はないらしい。

そういうわけならわたしも一緒にそこまで歩こう。

驚いた表情の彼らと幹を登り、枝に出て、葉まで歩いた。

わたしは細い枝に掴まり、彼らと話をする。

さっきの話だけど、早く大人になりたんだね。

うん。と葉を口に入れながら器用に返事をする青虫。

毛虫はモグモグと頭を動かしているが頷いているのか食べて

いるだけか見分けがつかない。

じゃあ、いっぱい食べないとね

しばらくして原形がなくなるほど穴の開いた無残な葉が2枚できあがった。

セミさんは忙しいんじゃない?こんなことしてていいの?

そう満腹感に満ちた毛虫が尋ねた。

うーん、確かにね。でも、もうこの世界でやりたいことは全部済ませたよ。

そっか~空も飛んだんだしね、どうだった?大人になるって 青虫の興味が空にあるとわかる表情だ。

そうだね いろいろ大変だけど。土の中も良かったと思うよ。 空を見ながら答える。

なんで?暗くて冷たいんじゃない?

そうでもないよ、何年も土の中にいたけど快適だし不自由はなかったよ。まぁその生活のほうが長いからね。

想像がつかないなぁと言う青虫に毛虫も頷いた。

確かにそうだよね、それぞれ生まれ方も育ち方も違うからね。

わたしの観点で君たちの生き方を見るとすごく怖いと思うよ。

どうして? 毛虫の素朴な眼差しと質問。

それは葉の上で生まれてすぐに大人になるからだよ。キミたちに危険はいっぱいでしょ?

逆にわたしのことはどう思う?

青虫が答えた。うーんそう言われると土の中のほうが安全かもしれない。でも、退屈だったでしょ?

わたしの答えはNOだよ。土の中は土の中で充実してたよ。地下の生き方のほうがメインだからね。

そうかぁ、ボク達の親よりもおじいちゃんよりも・・・ずっと長生きしてるんだもんね

そうだよ、でもこの外の世界ではキミたちのほうが先輩だよと笑うと彼らも笑った。

初めて飛んだ時どうだった?

彼らに夢のあることを言おうとしたが、自然と彼らを興奮させた。

初めて飛んだ時はそれは最高だったよ。飛ぶというか飛べるというかそう信じるよりも飛んでたなぁ

背中の羽根が乾いた時に全力で羽ばたいたよ。今まで見たこともない世界だった。

何年も想像していたよりもはるかに凄い世界だったよ。

声にならない興奮した目で話の続きを待っている。

どこまで行けるのか?今の自分はどれだけ飛べるのか?どんな高さまでいけるのか?

キミたちもいつか試すことになるだろう。

やっぱり、蝶になりたい。青虫は目を輝かせ目標を語った。

目標と言ってもすでに決まっていることで、希望に過ぎない。

毛虫は答えた。ボクは蝶でも蛾でも空を飛べたらいいな。

青虫さんはなぜ蝶にこだわるんだい?きょとんとしたのち待ってましたとばかりに青虫が語りだす。

そりゃあ、蝶でも蛾でも空は飛べるけどね、やっぱり羽根が美しいじゃない。

そしてあの触角。自分の頭にもあの先の丸い触角が生えると思っただけでわくわくするよ。

毛虫は頷いている。そのわきで青虫がさらに続ける。

それに比べてさ、蛾は地味だし、リンプン多いし、胴体は太いでしょ?

やっぱり大人になると蝶になって主食は花の蜜っ。といい空気を吸ってみせる青虫。

わたしもね、外に出て夢に溢れ短いが最後の時を迎えようとしているんだ。

明るい二匹の表情が一瞬曇る。

わたしは蝶がよくて、蛾が悪いとは思わないよ。

確かに派手な羽根をしているし蝶は綺麗だよね。それは天敵にも見つかりやすいんだよ。

ごくりと唾を飲む青虫。

それに蛾は触角が発達していて夜でも飛べるし、あのリンプンは保温効果もあるんだ。

へぇ~とうなずく2匹。

わたしはどちらも素晴らしいと思うよ。たとえキミたちが蝶になろうと蛾になろうとそれは

お父さんとお母さんと同じ素晴らしい血だと思うよ。

うん、うん、と青虫毛虫の順に頷く。

あとはどう生きるかだよ。きっとその中に鱗翅目の素晴らしさをそれぞれに見つけるだろうさ

リンシモク?毛虫が首をかしげる。

キミたちのことだよ。蝶も蛾もリンシモク!

そっか~ある意味同じなんだね。ホントは蛾になるかもって不安だったんだ。

でも、セミさんのおかげでどっちでもいい気がしてきたよ。と青虫が元気に言う。

ボクはさ、たぶん蛾になると思うんだ・・・だって毛虫だもん。それは仕方ないとして

大人になってからどうするかだね。毛虫も頷く。

うん、そうだね。この世界は広い。今のキミたちが想像するよりはるかに広い。

広いと言ってるわたしが知るよりもだよ。だからいろんなものを見ていろいろ考えて

いい大人のなるんだよ

うん、はじめて2匹呼吸が合った。

ありがとう、時間をとらせてすまなかったね。

ううん、話ができてよかったよ。ありがとうセミさん。

うん。ありがとう

いやいや、それじゃあね。飛んだときにこの世界を見てみてね

そういってわたしは木を飛び立ち、別の木陰で休んだ。

あの子たち、何になるんだろう?希望してもしかたないかと笑った。



たったひとりの人を愛すること

美徳とされ、理想であるのは誰しも分かっている。

じゃあ、博愛主義は浮気者なのか

そうでもない。愛を持って生きていくことは素晴らしい。

そんなのは分かっている。


けれども、見返りを求めてしまいがちなわたし。

愛されたいと願ってしまう不安な気持ちが支配している。


誰かに愛されることで、誰かの愛に触れることで、

自分の愛の形であったり、行方を再確認する。


正直分からないんだ。どうしたらいいのか。

母親が子どもと夫のどちらも愛しているけれど

極限の状態でどちらを守るか、考えても仕方ない。


愛はいくつ持てますか?

この答えは無限だ。

しかし、人間1人が守れる愛は最終的に1つだけ。

それは自己愛の引き換えに守れる、1つだけ1人の為だけの愛。


自分よりも大切だと思えるひとを守ることはできる。

自分よりも幸せにしたいと願い叶えることはできる。



悪く言うならば、自己犠牲で守れるのは1人だけ

そうじゃないと無責任な気がしてしまう。


博愛は薄愛と大バッシングを受けそうな思いを綴り

それでも愛を持って生きていこうと思う。


最後にはたとえ1人しか守れないとしても

多くの人に愛を与えながら、愛されたいというワガママを隠しながら

よりよく生きることが愛なのかもしれない。