6月30日は水無月の日! もとい、夏越の祓です!!
 
生粋の京女である母のおかげで、おでこ家は京都の風習を
わりと守っている?ような気がします。
特に食いしん坊系は(笑)
 
子供のころは「水無月の日」として覚えていた6月30日。
簡単すぎる説明で恐縮ですが、半年間の心身の穢れをはらい、
夏を無事に過ごせるように、という行事が「夏越の祓」です。
 
茅の輪くぐりなども、ニュースで見てご存じの方も多いのでは?
(茅萱を持ち帰るバカ者がいるという悲しいニュースですが…)
 
 
大雨の中、京女のために父が水無月を買いに出かけてくれました!
この日ばかりは、王道の白い外郎の水無月!!
 
 
 
なぜ水無月は三角形かというと、氷を模しているからです。
昔、宮中では「氷の節句」というものがあり、
夏を無事に過ごせるよう、氷を食べていたそうです。
 
しかし、庶民に氷は高級品で手が届かないものだったため、
外郎の上に邪気を祓うあずきをのせ、氷に見立て、
いただいていたとのこと。(氷よりこっちの方が嬉しい(笑))
 
 
今年は、叶匠寿庵さんの水無月をいただきましたが、
ちゃんと箱に後拾遺和歌集の和歌が記載されていました。
この和歌を歌いながら茅の輪をくぐると、無病息災で明日からの
後半半年を過ごすことができると言われています。
 
 
 
 
こういう風習は、これからも大切にしたいと思います。
美味しいことならなおさら(笑)(笑)(笑)
 
 
梅雨入りしたとたん、大雨ばかりで心配なことも多い日々ですが、
皆が恙なく、平和に過ごせますように☆