はい、今年も師走の大阪城ホールに馳せ参じました☆

12月最初の日曜日といえばこちら!!

サントリー 1万人の第九 です♪ 通称:万九

今年でなんと35回目!

指揮者は、今年で19年目の佐渡裕さん。

いまだ「万九」の興奮冷めやらぬままのおでこ。

もうずっと第九ばっかり聴いています(笑)

 

 

 
 
この感動は、一度体感したらやめられない!!

今年もポロポロ溢れ出る涙を止めることができず(涙)

なぜなのかしら?お歳のせい(笑)?

いえ、これは年齢を重ねてきたからこそ、様々なことに

思いを巡らせることができるようになった、歓喜の涙です♪

なんちゃって。

 

 

まず第1部は、バイオリニスト 服部百音さんの演奏から

スタート。

2016年の大河ドラマ「真田丸」のエンディング曲を演奏していた、

と言うと、ピンッと来られる方もいらっしゃるのでは?

若さ溢れる18歳のパワフルな演奏に、場内が息を飲んで

いました♪

おでこには、やや粗削りな印象でしたが、とにかくものすごい

テクニック!

 

今年の音楽ゲストは、地元関西 立命館大学出身の
ロックバンド:くるり。朗読ゲストは小栗旬さん。
 
万九では毎回、「歓喜の歌」の基となったシラーの詩

朗読があります。

今年の小栗旬さんは、朗読というよりは、迫力のある1人芝居
を見せて下さる、という感覚の素晴らしいものでした。
例年の朗読者は、手元にある書面を読み上げておられますが、
今年の小栗旬さんは、暗記されての表現豊かなパフォーマンス☆
来年からのゲスト、比較されるとかなり辛いのでは?
特に好きでも嫌いでもなかったのですが、好感度上がりました。
 
くるりは、大阪が誇る高校吹奏楽部の金賞受賞常連校
淀川工科高等学校吹奏楽部と、京都の京都市少年合唱団、
そしてスーパーキッズオーケストラという精鋭揃いの面と
そして1万人の合唱団とコラボしての演奏。
季節的に、くるりのオリジナル2曲よりも、HAPPY XMASが
嬉しかった(笑)って言ったら、叱られるかな?
でも、淀工の演奏は本当に素晴らしいのですよ!
いつ聞いても高校生のレベル超えてる気がします。
 
 
そして、第2部はいよいよ、第九の演奏と一万人の合唱団の
合唱です!
ご承知の方も多いことは重々承知しておりますが、
第九の正式なタイトルは
「交響曲第9番ニ短調作品125 合唱付き」
一般的に良く知られているベートーヴェンの「歓喜の歌」は

この第九の第四楽章のことです。

 

第四楽章になると、着席されていた合唱団の皆さんが

一斉に立ち上がります!!

これがまた、電気がビリビリ走るほどのゾクゾク感!!

ものすごい迫力と感動が、一気に体内を駆け巡る感じです。

そして、皆さんに様々な思いを感じ取ると、自然に涙が

溢れてしまうのです(涙)

 

演奏が終了したあとの、佐渡御大のお顔と、合唱団の

皆さんの達成感に満ち溢れたお顔と拍手を見ると、

これがまたさらに感動してしまって(笑)

最後に、観客も含め全員で合唱する「蛍の光」は
今年もこれで終わるんだなぁと(少し早いけど(笑))
色々振り返る時間でもあります。
いやぁ、何度聞いても感動・感動・感動です♪
 
 
1つだけ残念だったのは、今年はお隣が最悪すぎました。
同年代の女性で、お子さんが出ているらしいのですが、
ICレコーダーで録音を始めたのです。
おでこ、こういう身勝手な人が本当にキライで、
「それダメじゃないですか?大人やったら止めて下さい」
って言うてやりました。
「あ、バレちゃった」
はぁぁぁ?何その反応!同年代だけに情けなさも倍増(悔)。
でも、やめるふりして止めてなかった気がします。

 

それなのに、開始5分から大いびきかいて寝始めて・・・。
なぜか上を向いて、口を開けて寝てるんです。
子供出てくるまでは、関係ないんか!と、もう心の中で
蹴とばしてやりたい気持ちで一杯でした。
あとで休憩中に、出演している友人2人に「もう隣が最低!」
ってlineしたら、
メンズ友人が「そんなオバハン一発くらわしてやれ!」と(笑)
この人、あとで録音聞いて、自分のいびきに驚いて欲しい。
あまりにひどいので、一度だけ肘でツンツンしたけどね(笑)

 

 
毎年、通常販売のチケットが瞬時に完売する人気公演で、
おでこも某サイトから購入していますが、
どうして発売直後から大量に転売されるのか???
最近動きが出てきてはいますが、法規制を強化していただいて、
本当に欲しい人が、適正価格で入手できるようになることを
願うばかりです。
 
 
今年は席に恵まれませんでしたが、来年も絶対に聴きに
行きたい、1万人の第九です♪
フロイデ!!
(*グチを含めて、長々お付き合い下さいまして、ありがとうございましたペコリ)