少し間が開いてしまいましたが、先日の観劇について!


今回主役の皆さまの幟







明治座のフロント
ワンピースと違って、いつも通り年齢層お高め(笑)
でも、おでこのお隣は、30代半ばの女性がお一人でおみえでした☆





一幕目:
芦屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)~葛の葉~
こちらは浄瑠璃を歌舞伎に移入したお話です。
その中の四段目「葛の葉」は、歌舞伎で上演が重ねられている作品だそうです。

これから観劇される方もいらっしゃいますので、サラッと書きますと、
信田の森に住む白狐にまつわる、葛の葉伝説と、
陰陽師 安倍晴明の生誕にまつわる伝説が描かれたお話。
七之助さんの早変わりと、切ないお芝居にグググッときました(涙)


二幕目:末広がり
こちらは狂言ベースの作品で、勘九郎さんが太郎冠者を演じる楽しいお話♪
最初から驚いたのは、勘九郎さんの声が、勘三郎さんの声にかなり似てきはったこと!
コミカルなお役は、中村屋さんのお得意とされるところですが、
本当に楽しくて、客席皆さんがケラケラと笑えるお話でした。
萬商人をされていた、成駒屋さんの国生さん!
本当にメキメキ腕を上げておられ、襲名の今年、ますます楽しみな役者さんです♪


三幕目:女殺油地獄
はいっ!待ってました~☆
言わずと知れた、近松門左衛門の名作浄瑠璃!
与兵衛は、色男がするに決まっている(勝手なおでこルールです(笑))!
菊之助さんは、今回立役ですが、立役と女形、両方の色気が溢れていて
このお役、仁左衛門さまから引き継いでいかれるのかな?
菊之助さんの色気目力ビームを浴びると、もう倒れます(笑)
こちらでも、七之助さんの名演技が炸裂しておりました。


菊五郎さんが、胃潰瘍で休演された先月。
大名跡の役者様方の年齢を考えると、ただでさえハードな歌舞伎を
休まず演じられることが奇跡なのかもしれません。
吉右衛門さまも、味覚障害になられるほどハードなスケジュール。
若手役者様へのお稽古は、公演後の数時間・・・。

伝統の継承に、心身を削って下さり、舞台では観客に感動を与えて下さることに、
あらためて感動と感謝の気持ちで一杯になりました。


来月もはりきって観劇しますよ~☆
相方ほっといて(笑)
京都南座が改修工事でしばらく観劇できないのが、
関西人にはかなり辛いですが、できうる限り、観劇したいと思います!!


あ、最後にお弁当とオヤツを(笑)
狙っていた西京漬け弁当が目の前でなくなり、幕の内(涙)




悔しいからオヤツに、抹茶アイスもなか!!