【連載】ちいきの情報 vol.3「直」
こんにちもあ!ハイパーメディアクリエイターのSです。「ちいきの情報」が3回目を迎えました。地域の皆さまに深謝です!さて、今回ご紹介したいのはJR大津駅より徒歩3分の「直」。割烹料理や日本酒をメインとするお店なのですが、ただでさえ食と酒の知識に疎い私にはハードルが高過ぎるのでは・・・と不安でいっぱい。というわけで、スペシャルゲストをお呼びしました。「滋賀県きき酒王決定戦2015」にて優勝された、キングジョーこと城田さんです。日本酒のみならず、大津祭の運営にも携わっておられます。急遽、「食と酒のレクチャーをお願いします」とお願いしたところ、二つ返事でOKをいただけました。寛大!当日、「直」の店内はお客さんでいっぱい。アイスブレイクを兼ねて、生ビール500円を片手に酒場や地酒についてお話ししていただきました。城田「まず、酒場を構成する3つの要素があるんだけど、「酒」と「食」、あと一つは何だか判る?」S「え、えーと、和洋中とかの、食のジャンルですか?」城田「いや、そういうのじゃない」S「えっと、えっと、(食材の)旬! 季節!」城田「そんなに細かくない(笑)」私のチグハグな回答にも丁寧に対応してくれる城田さん。城田「答えは、器(うつわ)。料理に器を合わせることで、より楽しむことができるんですよ」そうこう話している内に登場したのがこちら。直さんでは美しい器と盛り付けで突き出しが登場します。毎回内容にも凝られているため、「何が出てくるか楽しみにしている」とのこと。S「城田さんが、日本酒を好きになったきっかけとは何ですか?」城田「日本酒は以前から飲んでいたんだけど、本格的に好きになったのは、5年前の東日本大震災がきっかけですね。当時、『被災地に対して何ができるか?』と考えた時に、その土地にお金を落とすために、東北の地酒を現地で飲んで貢献しよう、と。それで『東北のお酒美味しいなぁ』と思って、それがきっかけになって滋賀の地酒も飲むようになって、『滋賀のお酒も美味しいなぁ』って(笑)」アイスブレイク用の生ビールを飲み干し、本日のメインとも言える日本酒をオーダーすることに。手書きのメニュー表を見ながら、見覚えのある銘柄と見覚えのない銘柄に怯える私。完全にハイパーメディアクリエイター失格です。城田さんは私の心中を知るわけも無く、ニコニコ顔でメニュー表を手にしておられます。城田「一博がありますねぇ!」S「わ、私は、どれを飲めばいいでしょうか(かずひろってなんや・・・?)」城田「好きなの飲めばいいよ!(笑)」というわけで、私は過去に一度だけ飲んだことがある「笑四季」480円、城田さんは「初桜」580円をオーダーしました。お料理は「お造り盛り合わせ(並)」「のれそれポンズ」「京赤地鶏もも焼き」の3品。S「私は日本酒素人なので、『この銘柄はこう!』『あの銘柄に合う料理はこれ!』といった事が言えないんですけど、そういった知識はどのようにして得ていくのでしょうか」城田「僕は、好きなの飲んだら良いんじゃないかなぁって思いますよ。飲みたい酒を飲んで、料理と合わせたい時はプロである店の大将に聞く。あなたの年齢でそれが出来るなら上級者ですよ(笑)」大人の優しい回答に、思わずホロリ。「のれそれポンズ」650円先程から気になっていた聞き慣れぬ単語について、城田さんと店主の藤江さんに聞いてみました。S「のれそれ、って何ですか?」城田「のれそれは知っておいた方がいい! のれそれとサワラって言えば『春だね♪』って、そう答えたら粋だね」藤江「のれそれとサワラは春だね、ってね~♪」城田「サワラは、魚へんに春って書きますからね」S「った、たしかに!」洗練された大人2人に翻弄されるダメクリエイター。いつもの威勢はどこへやら、想像力も創造力も皆無です。慌てて「のれそれ」をググッてみたところ、「レプトケファルス」という昔の学者さんや恐竜のような名目がヒットしました。見た目はクリオネやウーパールーパーを連想させますが、どうやらウナギやアナゴの幼生のようです。勉強になりました。ちなみに食感はツルツルとしており、完全に生命をいただいている気分です。(白魚の踊り食いのような・・・)城田さんがオーダーした「悦凱陣(よろこびがいじん)」680円香川県の日本酒であり、直さんでは常備されているそうです。城田さん曰く、魅力は「濃く、酒の味が生きている」。続いて登場した「お造り盛り合わせ(並)」1,800円豪勢です。そして、盛り付け方がアーティスティック。城田「直さんでは、器にこだわってるからね。ここではよく器の話をするんですよ」S「へぇ~! 直さん、どこで器を買ってるんですか?」城田「そんないやらしい事聞いたらダメだよ!(笑)」S「いや、種類! 陶器の種類が聞きたかったんです! 何焼き?とか!」何も考えずに質問して動揺するハイパーダメクリエイター。店主である藤江さんは笑って「7割ぐらい信楽焼」と答えてくれました。次に城田さんが選んだのは「綿屋」580円宮城県の日本酒であり、東北の中でも城田さんイチオシの銘柄。「綿屋」のようなスッキリとした味わいの日本酒を「綺麗酒」と言い、「綺麗酒」を好む人のことを「面食い」と呼ぶのだとか。料理3品目は「京赤地鶏もも焼き」800円塩と七味が用意されており、「食べ方の選択肢を与えてくれるのが嬉しい」「直さんの素材(選び)と焼きの実力を知って欲しい」と城田さんは語ります。S「直さん(藤江さん)は、いつから料理の世界に入られたんですか?」藤江「3歳から!(笑)、『ミスター味っ子』からの『中華一番!』で(笑)」完全に手のひらの上で踊らされています。もはやクリエイターでも何でもありません。ただのSとなった私はようやく笑四季を飲み終え、「神開(九号)」580円を選びました。ボキャ貧の私は上手く感想が言えませんでしたが、透明で硬い輪郭のあるお酒だと思いました。線ではなく四角。爽やかという感じにしては硬さもあるが頑固とは違う・・・この表現を、誰か、上手に言い換えてください!!!私が悪いんです!!!!!意識が朦朧とする中、肝心の質問を城田さんにぶつけてみる事に。S「例えば、日本酒やワイン、ブランデーといったものは『ただのアルコール飲料』とは違った印象がありますが、城田さんにとって『日本酒』とは何でしょうか?」城田「自分の夜のお供ですかね」粋な回答です!その後、「おろちの舞」をオーダー。私も同じものを。S「え、えーと、レモン、桃尻、綺麗酒、みたいな味がします! レモン!」城田「レモンか~」S「おろちの舞という(強そうな)名前の割に、峰不二子のような味がします!」支離滅裂ですが、一生懸命、素直に感想を言いました。全国の日本酒ファンの方には目を瞑っていただけると幸いです。シメに「土鍋ごはん しらす大葉」1,380円をオーダーし、むしゃむしゃと頬張る2人。ああ、しらすがこんなにもたくさん・・・優しい味がする・・・。土鍋ごはんを食べ終えた頃にはHPもゼロに。今にも泣きだしそうな表情で取材終了の旨を伝えると、爽やかな笑顔で「お疲れさまです!」の言葉をいただきました。2015年3月29日にオープンした直。店主である藤江さんのおすすめは「天然魚」「地鶏」、そして店主自身も愛する「地酒」。美しい器、豊富な日本酒、自慢の料理、そして冗談の上手な店主が「日本酒好きな方是非~」と、迎えてくれます。【店名】直【TEL】077-572-9711【営業時間】17:30~24:00(23:00LO)【休業日】不定休【平均予算】4,000円~5,000円【地図】https://goo.gl/maps/tGwHkNvvevR2--------------------------------------------------サクサク読める電子ブックはコチラからhttp://shiga-create.jp/moa/ebook/応援クリックをよろしくお願いします!にほんブログ村滋賀の情報を近畿に発信!近畿地方 ブログランキングへ