耳が遠くなると認知症に
近づく
先日、私は突発性難聴の診断を受けました
ディサービスで働いている私は、
難聴によりコミュニケーション能力が低下することを、まじまじと感じています。
私も、耳の違和感を感じた時、しばらく様子を見ようかと思うました。昔の人は、耳の調子が悪くても、子育てや仕事が忙しかったり、お金をそこに使うことを躊躇ったりで、耳の不調を後回しにしてしまっていたのではと思います。そして、気づけば耳が遠くなっていた…なんてことに。
歳をとると、耳が遠くなることは仕方ないと思う方も多いとは思いますが、これを軽視してはいけないんです!
理由は2つ
人とのコミュニケーション不足におちいります。相手の言葉が聞き取れないと、どうしても会話が減ります。すると、社会活動量が減り、うつ傾向になったり、社会から孤立したりして認知症が進むというわけです。
また、聞き違いによる、被害妄想あの人が私の悪口を言いよるんんて、マイナスな思考もうまれることもあります。
もう一つは、認知負荷説と呼ばれるもので、
人の話を聞き取ることに努力を強いられて、
脳の能力が聴覚処理に費やされるため、他の認知機能が落ちていくというものです。
なので、認知症を発症する人が多くなるようです。
とにかく、耳の聞こえが悪くなった時には、早めに耳鼻科に行き難聴の進行を食い止めるとともに、迷わず、補聴器を使うことが良いようです。
難聴の程度によっては、聴覚障害者に認定されると自治体からの補助が出る場合もあります。
耳、大事にしましょうね
和田秀樹先生の『70歳の正解』を参考にさせていただいてます