26日

福井の山友と比良堂満岳に登ってきた。

一度歩いてみたいと思っていた堂満岳への沢コースがある。

沢コースから登る道は沢の終わりから山頂まで、ザレた急斜面になっていて登れない。

沢の終るあたりから左へ急斜面を避け、迂回して登る計画にした。

ひとりで行って道に迷わないか、岩壁を迂回しても登るルートが見つかるのか、不安だった。

前日に福井のタケちゃんから山の誘いが来た。

絶好のチャンス。

遠く福井から来てもらうので、もし登れなかってもいいのならお付き合いをしてほしいとお願いした。

登山口では10人余りの人が登る準備をしている。

博士たちはノタノホリを目指して歩き始めるが、こっち方面へ歩く人は女性が一人いだけで、それも途中でいなくなった。

ノタノホリから一旦支流を下り、本流に合流した所から上流を目指す。

道ははっきりせず進む方向が分かりずらい。

いくつもの堰堤に行く手をはばまれ、巻くように登って行く。

どこをまいて行くか分かりずらいところもあったが、目印のテープもありちょっと迷いながらも、尾根方面に登る地点まで無事来られた。

ここまで堰堤を数えていたら、10以上あったが途中で分からなくなった。

ここで大休止。

急斜面をジグザグに登ると直登のロープ場が出現する。

ロープがないと登れないほどの急斜面が、長距離にわたって続いていたが、道迷いの心配はない。

息が切れ休みながら登る。

晩秋でブッシュの少ないことが幸いだ。

直登が終わると緩やかな道に出た。

この先まだ急斜面はあるのかと思ったが、あとは楽な道で沢を離れてから１時間半ほどで南比良峠に到着した。

ここからは一般道で堂満岳を迂回するようにしてから山頂に続く。

山頂は目の前に見えている。

時間を節約するために、ここからも道のない斜面を直登する。

20分ほど登ると人の声が聞こえてきて、山頂の近いことが分かりホッとする。

ほどなく山頂到着。

帰りは歩きなれた道を、金糞峠からイン谷口まで下山した。

ノタノホリ

中腹あたりの紅葉

沢を離れる前に大休止　地図確認

　　　　　　　南比良峠目指して急登

ロープが続く

南比良峠到着

紅葉の終った堂満岳

堂満岳山頂まで直登

息が切れても迷うところがないのでハイテンション

山頂からの風景

琵琶湖　沖島

ムラサキシキブ

マムシグサ

ホコリタケ　ピュッと押したら胞子が埃のように出てきた

下山後の登山口付近紅葉

おつかれ山

比良山 堂満岳