推理小説の中で、最も美しいと思った作品
天才って破滅的な方が綺麗ですよね
あくまで紙上の世界ではって意味ですけど
綾辻先生のように圧倒的なトリックが仕組まれてはいないが人格や常識へのナチュラルな切り込み方がすごく好きで
暗示的な展開
混ざらない人格
犀川先生…!!
なにかのためになるなんて大義のある小説ではありません
そもそも推理小説なんてものはね、あくまで知的に作り上げたパズル解きと変わらないんだから そんなものになにかを求めてはいけないよ
でもそんな娯楽小説だからこそ
わたしはこんなにも感動し、夢中になる
一種の麻薬のように