講談社学術文庫の2013年10月の新刊が良い感じです。
私個人の趣味の問題ですけど、先日も紹介したウンベルト・エーコの代表作である
『記号論Ⅱ』が文庫化されていますし、勁草書房から出版されていた
アリス・アンブローズ編の『ウィトゲンシュタインの講義』も文庫化です。
まあ、ウィトゲンシュタインの講義ノートの文庫化に
それほど需要があるのか私にはわかりませんけど。
講義ノートまで読む層は専門家か学生だと思うので、
そういう人たちは勁草書房版を所有しているような気がするんですよね……
文庫だと使いにくいだろうし……
私の考え過ぎかもしれませんけどね。
また、個人的にはパット・バーの『イザベラ・バード』も興味深いです。
先日ブックオフで彼女の『日本奥地紀行』の平凡社ライブラリー版を
100円コーナーで見つけて購入したばかりなのです。
著者についての情報があった方がより作品を深く読めるので、
この本は買いだな~と思ってます。
保立道久の『物語の中世』もいいですね。
社会史的な観点から桃太郎などの物語を読み解くってのは、
学術的な正確性は知りませんけど、少なくとも門外漢の素人には
この上なく興味深い話題だったりします。
今月は欲しい本がたくさんあって困ってしまいますが、
まあ嬉しい悲鳴ですねw
それにしても講談社学術文庫は勁草書房の本を収録してくれるのなら、
絶版となっている本もいくつか文庫化してくれればいいのになと思います。
……いや、その前に講談社の絶版本を文庫化して貰いたいかな。
現代思想の冒険者たちシリーズとか、
虫食い状態ないのでちゃんと全部文庫にしてほしいものです。
話は変わりますが、読書のおともに珈琲は必須だと思いますけど
個人が珈琲を焙煎する面白そうなサイトを見つけました。
独自のノウハウで小型の珈琲焙煎機の開発を行い、
その焙煎方法もオリジナルとのことです。
焙煎度合も好みで調整できるので、珈琲が大好きな私としてはは注目しています。
[記号論] ブログ村キーワード
講談社学術文庫の2013年9月の新刊を眺めていたら、
ウンベルト・エーコ『記号論1』が文庫化される事に気づいた。
『記号論1』ということは、分冊ってことなんだろう。
アマゾンでは既に予約が始まっているらしい。
⇒ 記号論1 (講談社学術文庫)
ページ数:336ページ
ISBN: 9784062921947
9月11日発売予定
エーコの記号論は既に絶版になっていて入手しにくかった気がする。
正直なところ記号論という分野にはあまり詳しくないのだが、
ウンベルト・エーコは『薔薇の名前』の著者なので他の論者よりは興味がある。
せっかくだし文庫化されたら買おうと思う。
(というか、東京創元社は『薔薇の名前』を速やかに文庫化すべき。
20年以上経過しているのにまだ文庫落ちせず単行本しかないのは、
あまりにも読者のニーズを無視していると思う)
講談社学術文庫の2013年9月の新刊を眺めていたら、
ウンベルト・エーコ『記号論1』が文庫化される事に気づいた。
『記号論1』ということは、分冊ってことなんだろう。
アマゾンでは既に予約が始まっているらしい。
⇒ 記号論1 (講談社学術文庫)
ページ数:336ページ
ISBN: 9784062921947
9月11日発売予定
エーコの記号論は既に絶版になっていて入手しにくかった気がする。
正直なところ記号論という分野にはあまり詳しくないのだが、
ウンベルト・エーコは『薔薇の名前』の著者なので他の論者よりは興味がある。
せっかくだし文庫化されたら買おうと思う。
(というか、東京創元社は『薔薇の名前』を速やかに文庫化すべき。
20年以上経過しているのにまだ文庫落ちせず単行本しかないのは、
あまりにも読者のニーズを無視していると思う)
[カルダーノ] ブログ村キーワード
勁草書房の7月の新刊を見ていたら、
『天才カルダーノの肖像』という本が掲載されていました。
Bibliotheca Hermetica叢書というシリーズの中の一冊みたいですが、
本書の他には特に無いような……。
これから順次敢行されていくということなのでしょうか?
よくわかりませんけど、もしもそうであるなら期待したいところです。
※追記
どうやら本書は「bibliotheca hermetica(ヘルメスの図書館)」叢書の
第1回配本という位置づけのようですね。
ということはこの時期についての論考が今後続々と出てくるのでしょうか?
かなり期待してしまいますね。
そういえば、カルダーノといえば他にも勁草書房から
『カルダーノのコスモス ルネサンスの占星術師』という本が
2007年に出版されていますね。
私は何の予備知識もなく読み始めましたが、
この本はなかなか面白く、カルダーノに興味をもつきっかけになりました。
一緒に読めば面白いかもしれませんね。
ちなみに、勁草書房のサイトには、
『ルネサンスの精神史を読み解くブックガイド』(PDFファイル)という
大変参考になるブックガイドが掲載されています。
ルネサンスに興味がある人はブックガイドの方もチェックしてみてはいかがでしょうか。
勁草書房の7月の新刊を見ていたら、
『天才カルダーノの肖像』という本が掲載されていました。
Bibliotheca Hermetica叢書というシリーズの中の一冊みたいですが、
本書の他には特に無いような……。
これから順次敢行されていくということなのでしょうか?
よくわかりませんけど、もしもそうであるなら期待したいところです。
※追記
どうやら本書は「bibliotheca hermetica(ヘルメスの図書館)」叢書の
第1回配本という位置づけのようですね。
ということはこの時期についての論考が今後続々と出てくるのでしょうか?
かなり期待してしまいますね。
そういえば、カルダーノといえば他にも勁草書房から
『カルダーノのコスモス ルネサンスの占星術師』という本が
2007年に出版されていますね。
私は何の予備知識もなく読み始めましたが、
この本はなかなか面白く、カルダーノに興味をもつきっかけになりました。
一緒に読めば面白いかもしれませんね。
ちなみに、勁草書房のサイトには、
『ルネサンスの精神史を読み解くブックガイド』(PDFファイル)という
大変参考になるブックガイドが掲載されています。
ルネサンスに興味がある人はブックガイドの方もチェックしてみてはいかがでしょうか。