☆ ネクタイピン制作
前記事で少し触れましたが、ネクタイピンを制作しました。
槌目(ハンマーで叩いて表面にテクスチャーをつける技法)を全体に使い、
シルエットのシンプルさと、ランダムで力強い表情を対比させるデザインにしました。


石は、12mm経のタイガーアイ(虎目石)を使用します。
今回はワックスを使わず、全工程を銀地金で進めていきました。
まず、おおまかに板を切り出した後、薄く伸ばして円環状に丸めます。
その端を接合し、正円に形を整えます。

↑火をあてて、丸めた板の両端を接合しています。
この部分が石を固定する、石枠になります。
これをネクタイピンの本体になる板にくっつけます。

↑整形した石枠を本体と合わせたところ。
本体の板にはあらかじめ槌目を入れておきます。
こうすることですみまでテクスチャーを入れることができます。

この後はひたすらサイドを落として、ラインを整えます。
裏にクリップパーツをつけて、いぶし色をのせて、鏡面磨きで仕上げていきます。
布で拭き取って、余分な汚れを落としたら

完成です!

↑別アングルから。残念ながらクリップパーツは既製品です。

↑使用イメージ。渋いながら石が存在感を引き立ててくれています。

↑別の使用イメージ。ワンポイントでポケットにつけてみてもいいかもしれません。
「フォーマルな場でもつけられるアクセサリーを」ということで、
制作しようと思いたった今回のネクタイピン。
出来上がりはイメージしていた以上に良い仕上がりです。
加えて、全工程を通して制作を楽しめたので、その点でも非常に良かったです。
実制作時間はだいたい8時間ほどでしょうか。
やはりワックスと違って、地金の制作は結果が早いですね。
ワックスで作っているペンダントの方も、近いうちに更新できそうです。
それでは今回はこのあたりで失礼いたします。
駆け足だった上に長くなってしまいましたが、
最後まで読んでくださってありがとうございます!
槌目(ハンマーで叩いて表面にテクスチャーをつける技法)を全体に使い、
シルエットのシンプルさと、ランダムで力強い表情を対比させるデザインにしました。


石は、12mm経のタイガーアイ(虎目石)を使用します。
今回はワックスを使わず、全工程を銀地金で進めていきました。
まず、おおまかに板を切り出した後、薄く伸ばして円環状に丸めます。
その端を接合し、正円に形を整えます。

↑火をあてて、丸めた板の両端を接合しています。
この部分が石を固定する、石枠になります。
これをネクタイピンの本体になる板にくっつけます。

↑整形した石枠を本体と合わせたところ。
本体の板にはあらかじめ槌目を入れておきます。
こうすることですみまでテクスチャーを入れることができます。

この後はひたすらサイドを落として、ラインを整えます。
裏にクリップパーツをつけて、いぶし色をのせて、鏡面磨きで仕上げていきます。
布で拭き取って、余分な汚れを落としたら

完成です!

↑別アングルから。残念ながらクリップパーツは既製品です。

↑使用イメージ。渋いながら石が存在感を引き立ててくれています。

↑別の使用イメージ。ワンポイントでポケットにつけてみてもいいかもしれません。
「フォーマルな場でもつけられるアクセサリーを」ということで、
制作しようと思いたった今回のネクタイピン。
出来上がりはイメージしていた以上に良い仕上がりです。
加えて、全工程を通して制作を楽しめたので、その点でも非常に良かったです。
実制作時間はだいたい8時間ほどでしょうか。
やはりワックスと違って、地金の制作は結果が早いですね。
ワックスで作っているペンダントの方も、近いうちに更新できそうです。
それでは今回はこのあたりで失礼いたします。
駆け足だった上に長くなってしまいましたが、
最後まで読んでくださってありがとうございます!
● 青山通り沿い、徒歩、散策 (渋谷~表参道 )
2月5日、土曜日
今日は渋谷から青山通りをぶらぶら歩きました。
先に断っておきますが、この記事はめっちゃくちゃ長いです。
忍耐のある方だけでもお付き合い頂けたら幸いです。
「えー、長いのかー」と嫌気がさす人は、下の方に「今日のまとめ」を書いてありますので、そちらだけでもご覧になってくださったら嬉しい限りです。
↓
二年ほど前、青山通り沿いにネイティブジュエリーを扱っているお店を発見したのを、なぜか先日不意に思い出しました。
「最近出かけてないし、土曜日は遊びにいっちゃおうかな」
思い立ったが吉日、というわけでもないですが、ぶらっと行ってみようかってことで。
おぼろげな記憶を頼り、いざ、出陣!
↓
渋谷スクランブルから109と逆方面に歩きだしてすぐ、あるお店を発見しました。
日本で最も古くからネイティブアクセサリーを作っている老舗の一つ、
「BIG HAND」というお店です。
私も雑誌などで目にしたことがあった名前だったのでワクワクしながら店内へ。
渋谷の「BIG HAND」は本店だということで色々な話が聞けました。
その中でも印象的だったのが、手作業にこだわって一点ものを作り続ける姿勢という話。
銀本来の持つ力強さや重さを十二分に引き出すため、地金からの加工というスタイルを貫く。
そこに職人のこだわりを感じました。
(私は主にロストワックス(※)で作品を作っていますが、だからといって妥協などしていませんよ)
そして何より話をしてくださった方。
ショップの一店員さんにもかかわらず、作り手のこだわりを理解して熱く説明してくださいました。
何においても情熱を感じました。
(外観の写真撮ったんですがね、通行人がばっちり見切れてしまい、掲載は見送ることにしました。残念)
↓
その後アジア雑貨のお店なんかを覗きながら歩き、またも気になるお店を発見!

↑アジア雑貨のお店
下北沢で姉妹店に入ったこともあるお店、「ストーンマーケット」

ここはその名の通りにストーンにこだわりあり!のブランドです。
石の存在感を最大限引き出す作りで、洗練されたラインの美しい作品が多いです。
「BIG HAND」は銀や石の力強さが魅力でしたが、「ストーンマーケット」はシンプルな中のさりげない面白さを追求している感じです。
とにかく、きれーいっ!ていう印象。
店構えも、写真で伝わるかは定かではないですがオシャレな南国の感じ(?)です。
↓
そしてそこから100mも離れていない位置に

見つけました!
冒頭で書いた、二年ほど前に発見した「ネイティブジュエリーを扱っているお店」
看板には「MALAIKA」とありました。
そのまま、まらいか、であってるのかな?
店内に入ると、まさに本場直輸入ネイティブジュエリーといった風貌で作品が並んでいました。
伝統的な技法を使ってつくられた作品たちの横に、その技法を使っていた部族や地方の説明がキャプションに詳細に書かれていました。
一口にネイティブジュエリーといってもかなり特色が異なることに驚かされました。
銀を重ねて貼りあわすオーバーレイ、石を象嵌して表現するインレイ、独特の文様を刻印するスタンプの技法。
古くから使われてきた手法の数々が、現代で息づいているんだと感じました。


「MALAIKA」では外にショーウィンドーがあったので少しですが作品も写真を撮れました。
↓
さて、これが今日の旅路でした。
そして、この一日を通して私はあることを感じていたのです。
私の感じたこと、得たものを下にまとめてみました。
↓
・今日のまとめ
ネイティブジュエリーを中心にしたジュエリーショップ巡りをした
それぞれで感じたイメージは
「BIG HAND」は頑固一徹、こだわりの職人仕事
「ストーンマーケット」は見せ方が光る、洗練の技
「MALAIKA」は受け継がれてきた伝統
ネイティブジュエリーというくくりの中でもそれぞれの特色を持ち、分岐した後にそれぞれのスタイルを確立している
ここから、『一つの物事でも様々な発展が考えられ、それぞれが違う極めかたに至る可能性の存在』という考え方にたどりつきました。
このように学んで、インスピレーションなり見解なりを得ることを、
我が友人の言葉を借りるなら「デザインハンティング」と呼ぶのでしょう。
きっかけは何気なくでしたが、実りの多いお出かけだったと思います。
↓
物事をかいつまむことが苦手なのか、文章を書いているとどうにも長くなってしまいます。
特に最後は私自身のよくわからない感想のようなものでお茶を濁してしまいましたかね。
読んでくださった方、お疲れ様でした。
そして、本当に本当に、ありがとうございます!
※ロストワックスとは?
蝋材など、加工しやすく焼失しやすい素材を使った鋳物の工法です。
作品の形にした素材を石膏で固め、焼成して型を作るところからそう呼ばれています。
今日は渋谷から青山通りをぶらぶら歩きました。
先に断っておきますが、この記事はめっちゃくちゃ長いです。
忍耐のある方だけでもお付き合い頂けたら幸いです。
「えー、長いのかー」と嫌気がさす人は、下の方に「今日のまとめ」を書いてありますので、そちらだけでもご覧になってくださったら嬉しい限りです。
↓
二年ほど前、青山通り沿いにネイティブジュエリーを扱っているお店を発見したのを、なぜか先日不意に思い出しました。
「最近出かけてないし、土曜日は遊びにいっちゃおうかな」
思い立ったが吉日、というわけでもないですが、ぶらっと行ってみようかってことで。
おぼろげな記憶を頼り、いざ、出陣!
↓
渋谷スクランブルから109と逆方面に歩きだしてすぐ、あるお店を発見しました。
日本で最も古くからネイティブアクセサリーを作っている老舗の一つ、
「BIG HAND」というお店です。
私も雑誌などで目にしたことがあった名前だったのでワクワクしながら店内へ。
渋谷の「BIG HAND」は本店だということで色々な話が聞けました。
その中でも印象的だったのが、手作業にこだわって一点ものを作り続ける姿勢という話。
銀本来の持つ力強さや重さを十二分に引き出すため、地金からの加工というスタイルを貫く。
そこに職人のこだわりを感じました。
(私は主にロストワックス(※)で作品を作っていますが、だからといって妥協などしていませんよ)
そして何より話をしてくださった方。
ショップの一店員さんにもかかわらず、作り手のこだわりを理解して熱く説明してくださいました。
何においても情熱を感じました。
(外観の写真撮ったんですがね、通行人がばっちり見切れてしまい、掲載は見送ることにしました。残念)
↓
その後アジア雑貨のお店なんかを覗きながら歩き、またも気になるお店を発見!

↑アジア雑貨のお店
下北沢で姉妹店に入ったこともあるお店、「ストーンマーケット」

ここはその名の通りにストーンにこだわりあり!のブランドです。
石の存在感を最大限引き出す作りで、洗練されたラインの美しい作品が多いです。
「BIG HAND」は銀や石の力強さが魅力でしたが、「ストーンマーケット」はシンプルな中のさりげない面白さを追求している感じです。
とにかく、きれーいっ!ていう印象。
店構えも、写真で伝わるかは定かではないですがオシャレな南国の感じ(?)です。
↓
そしてそこから100mも離れていない位置に

見つけました!
冒頭で書いた、二年ほど前に発見した「ネイティブジュエリーを扱っているお店」
看板には「MALAIKA」とありました。
そのまま、まらいか、であってるのかな?
店内に入ると、まさに本場直輸入ネイティブジュエリーといった風貌で作品が並んでいました。
伝統的な技法を使ってつくられた作品たちの横に、その技法を使っていた部族や地方の説明がキャプションに詳細に書かれていました。
一口にネイティブジュエリーといってもかなり特色が異なることに驚かされました。
銀を重ねて貼りあわすオーバーレイ、石を象嵌して表現するインレイ、独特の文様を刻印するスタンプの技法。
古くから使われてきた手法の数々が、現代で息づいているんだと感じました。


「MALAIKA」では外にショーウィンドーがあったので少しですが作品も写真を撮れました。
↓
さて、これが今日の旅路でした。
そして、この一日を通して私はあることを感じていたのです。
私の感じたこと、得たものを下にまとめてみました。
↓
・今日のまとめ
ネイティブジュエリーを中心にしたジュエリーショップ巡りをした
それぞれで感じたイメージは
「BIG HAND」は頑固一徹、こだわりの職人仕事
「ストーンマーケット」は見せ方が光る、洗練の技
「MALAIKA」は受け継がれてきた伝統
ネイティブジュエリーというくくりの中でもそれぞれの特色を持ち、分岐した後にそれぞれのスタイルを確立している
ここから、『一つの物事でも様々な発展が考えられ、それぞれが違う極めかたに至る可能性の存在』という考え方にたどりつきました。
このように学んで、インスピレーションなり見解なりを得ることを、
我が友人の言葉を借りるなら「デザインハンティング」と呼ぶのでしょう。
きっかけは何気なくでしたが、実りの多いお出かけだったと思います。
↓
物事をかいつまむことが苦手なのか、文章を書いているとどうにも長くなってしまいます。
特に最後は私自身のよくわからない感想のようなものでお茶を濁してしまいましたかね。
読んでくださった方、お疲れ様でした。
そして、本当に本当に、ありがとうございます!
※ロストワックスとは?
蝋材など、加工しやすく焼失しやすい素材を使った鋳物の工法です。
作品の形にした素材を石膏で固め、焼成して型を作るところからそう呼ばれています。
