普段、荒っぽい作業に使ってるシースナイフがモーラの
「カンスボル・マルチマウントシース・ステンレス」
です
マルチマウントシースが便利でして・・
・ベルトマウント
・ミリタリーMOLLE
・ストラップマウント
などなど、シースをどこにでも付けられるんです
公式動画
https://www.youtube.com/watch?v=jVKPb6-6hVw
ナイフ本体は「カンスボル」という名称で、先端半分が薄くなっています。
「前半分が薄いから、料理とかに便利で貫通力が上がる」
「後ろ半分が厚いから、ブッシュクラフトに便利」
と思ってこれにしたのですが「大失敗」でした。
まず貫通力が無い(w)
薄い所と厚い所の「境界線」で止まります。(そりゃ、そうだ)
なので、ボクは境界線をめちゃくちゃ滑らかに繋がるように紙やすりで研いでます(汗)
また、薪割りでバトニングする場合、だいたいナイフの前の方が木からはみ出ますよね? その「前の方が薄い」ので、バトニングに圧倒的に不向きなのです。
叩いてる時、折れないか怖い怖い。
しかもフルタングじゃないので全体強度も不安。
そして、鋼材がステンレスなのですが、モーラの「スエーデン鋼」は錆びが大変・・という気持ちでステンレスにしました。
しかし「硬すぎ」るのです。
研ぐのがエゲツなく大変。全然研げない。
なのでスカンジグラインドにする事も諦めて、ベルトサンダーでハマグリ刃を付けました(笑) いや、笑えない。
お友達の持ってるスエーデン鋼(カーボン)のモーラを研がせて貰いましたが「まあ、研ぎやすいこと」。 素ン晴らしい。
現地で砥石で研ぎながら使う、暇な時に研ぐ・・というのにピッタリ。
メーカー自身がイメージするモーラナイフのあり方は、やはりカーボンモデルなんだな・・と実感しました。
モーラのシースに「ファイヤスターターと砥石」を付属させる「純正サバイバルキット」が出ましたが、これをジョイントしてもステンレス鋼材の場合は、ほぼ意味が無い、硬くて研げないと思います。
さきほど、Amazonでリンクを貼ったカンスボルは既にサバイバルキット付きで、ボクの購入時よりも安くなってます(汗)
既にモーラを持ってる人には、サバイバルキットだけの販売が始まりました。
(ファイヤスターターのスパークで、カンスボルの刃が、めちゃめちゃ焦げてる。こわ〜 汗)
カーボンモデルは「サビ」が難点なのですが、モーラに関しては「お仕事ナイフ」として「手入れしながら使い、多少のサビは気にしない」というのが良いんじゃないでしょうか?
以上から、odbaka的にモーラナイフを買い直すとしたら
「ガーバーグ・マルチマウントシース・ブラックカーボン・サバイバルキット付き」
にします。
【訂正】
現時点ではガーバーグ・ブラックカーボンは「マルチマウントシース」「サバイバルキット」両方搭載した物が無く、どちらかを後付けで買う必要があるみたいです。
モーラ本国のスエーデンで撮影した動画が良くてねえ・・
ガーバーグはフルタングでハンドルエンドにもハンマー兼ストライカー付き。
全く味気なく面白みの無いデザインですし「華がない」印象ですが、めちゃめちゃモーラらしいナイフとして楽しめると思います。
カンスボルみたいにコワゴワ使わずに済みます。
しかもリンク先のサバイバルキット付きなら「全部のせ」みたいなモンですw
鋼材に関しては、錆びても良いから、サッと研ぎ直しができて丈夫というのが1番の魅了だと思います。クソ寒い土地で作られたカーボン鋼材だし、錆にしても折り込み済みでDLCコーティング!済み。
比較的安価で使い倒せる便利な奴が欲しいと思ったら、ぜひ「ガーバーグ・マルチマウントシース・ブラックカーボン・サバイバルキット付き」を試してみるのをお勧めします。
(サバイバルキットを5000円近くで買うなら新しく買い直した方がいいじゃん!て思わせるモーラのナイス価格戦術 汗)
追記(2021/09/20)
楽天市場に輸入代理店のUPIさんの店が有ったのでリンクしておきます。
楽天ポイント使ったり、ポイント還元セールでも買えるから、楽天UPIさんで買うのが確実かも知れないです。
ちなみにヒロシさんが使って有名になったヘレナイフもUPIさんが代理店なのですヨ。

